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| 毎日毎日の暮らしの中で思ったことや出会ったもの....、そんなものたちを日記形式で綴っていきたいと思います。 |
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2003年1月29日(旧暦12月29日)
目黒まで足をのばしたので、日本民藝館を久しぶりに訪ねた。開催中の「先住民族への眼差し 北と南の工芸」を見ることが目的だった。近ごろ改修された館内は、改修のあとがわからないほど自然で、かつての雰囲気がまるでそのままだったのが何より嬉しい。「先住民族への眼差し 北と南の工芸」も本当に素晴らしかった。綿、羊、苧麻、貝といった素材からつくられるハレの衣装から作業着まで、そして竹、木、藁などからつくられる儀礼の道具から日常の道具まで、アイヌと台湾先住民という日本列島の北と南に暮らす人々が紡ぎ出してきた美がなんの違和感もなくひとつの世界を構成していた。マヤ、イヌイット、アフリカ・・・あらゆるネイティブたちの布や道具が残像のように見え隠れする。そう、これが人間という動物のつくりだす美のスタイルなのかもしれない、いやきっとそうに違いない。DNAの奥深くから共鳴するような、そんな美しさがそこにあった。会期もまだ2ヶ月近く残っている、ぜひ足を運んでみてほしい。 |
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2003年1月14日(旧暦12月12日) ずっと見たいと思っていた映画「チョムスキー 9.11」を、早くも発売されたDVDで見た。「誰だってテロをやめさせたいと思っている。簡単なことです。参加するのをやめればいい。」、映画の中でそう語るチョムスキーは、「知の巨人」と呼ばれるアカデミックなイメージではなく、まるでウッディ・アレンみたいで、実にカッコイイ。この映画をとにかく多くの人々に見てほしい。発売されたDVDは¥2500、東京までの交通費と入場料を考えると、その安さに驚かされる。鶴見俊輔先生とC・ダグラス・ラミス氏による「チョムスキー 9.11」完成記念トークライブの30分あまりのダイジェストが特典映像として収録されているのも魅力的だ。より多くの人の目にこの映画を届けるためには、実に優れた戦略だとボクは思う。 |
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| 2003年1月5日(旧暦12月3日)
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| 神田明神から、開運波乗河童大明神参詣のため、かっぱ寺として知られる曹源寺へ向かった。祀られている河童さま、開運波乗河童大明神の「波乗」を文字通りサーフィンと考えれば、それはまさにサーファーの護り神とも思える。少なくとも、ボクにとってはそうだ、ボクは今年一年の水災難除を心から祈願した。オン・カッパ・ヤ・ソワカ。 | ![]() |
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| さらに向ヶ丘遊園まで足をのばし、川崎市岡本太郎美術館で「美の呪力 ニューギニアの姿・かたち展」を見た。今泉コレクションとして知られる(今泉降平氏による)パプアニューギニア原住民の精霊の像や生活用具のコレクションを中心に、水木しげる先生の原画や妖怪画、大石芳野氏の写真、岡本太郎先生の写真や「太陽の塔」内部の写真などが展示され、「美しく」「野蛮」な世界が圧倒的な迫力で展開されていた。「ゴジラの時代展」、「岡本太郎とメキシコ展」、そして今回の「美の呪力 ニューギニアの姿・かたち展」。美術館であり、博物館でもあるそんな不思議な空間、芸術家であり民族学者でもあった岡本太郎先生そのもののような空間、そんなワクワクするような空間に川崎市岡本太郎美術館はなりつつあるように、ボクは思った。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2003年1月4日(旧暦12月2日) 2003年を迎えた。子供の頃、ずっとずっと未来だと思っていた「2001年」をすでに過ぎ、ついにアトムの生まれる2003年になった。 ボクが南房総に移り住んで10回目の正月になる。この家からは毎年、海から昇る初日の出を見ることができた。残念ながら今年は厚い雲に覆われてその姿を見ることができなかった。この10年で初めてのことだ。厚い雲のその向こうの、見えないけれども確実に光り輝く太陽の姿をイメージして、ボクは新年を迎えた。
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| 「温泉力」 松田忠徳 集英社インターナショナル
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| 2002年12月31日(旧暦11月28日) まもなく2002年が終わろうとしている。(サーフィンや畑仕事など、普段の暮らしでは圧倒的に旧暦が合理的で実用的なのだが・・・。)今年一年を振り返って、今年ボクがどんな音楽を聴いてきたのか、ボクなりのベストCDをここにあげてみた。 |
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vrioon / alva noto + ryuichi
sakamoto かねてからリリースが噂されていたcarsten nicholai(カールステン・ニコライ)=alva notoと坂本龍一のコラボレーション作品が、年末になってリリースされた。空気感と時間感覚が美しい、心身が浄化されるような美しい一枚。順位をつけるつもりはないけれど、ボクにとっての今年のベストCDがこの一枚。 |
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| POINT / CORNELIUS リリースされたのは昨年末だが、今年一年もっともよく聴いた一枚なのでここにあげた。独特の空気感とドライブ感でどこにもない独自の世界を築き上げている。今年のベスト・ロックCD。 |
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ハイヌミカゼ / 元ちとせ かつてレゲエが徹底したローカリティゆえにグローバリティを獲得したように、元ちとせも世界へとはばたいてゆくだろう。ボクらの上の世代には美空ひばりや都はるみという歌手がいた、ボクらもやっとそれに続く時代の歌い手を獲得したのかもしれない。 |
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| うたばうたゆん / 朝崎郁恵 奄美の唄者(元ちとせの大先輩)・朝崎郁恵の実験的な一枚。朝崎郁恵の声はすでに島唄を越えて、アイヌや台湾先住民、ときにはサーミの歌声にも聞こえてくる。人間の声が持つ力を思い出させてくれる。 |
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ウリチのシャマニズム儀礼の歌 アムール川下流域に暮らす少数民族ウリチの、3人の老シャマンによる儀礼の歌を(90年代に)録音した貴重な自家盤。世界の裂け目を繕うシャマンの歌声と太鼓の力がここに記録されている。(→びやぼん屋) |
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| FUTARI GRACEFUL SILENCE / WORLD
STANDARD + MOOSE HILL FUTARI Anthology of Barbarian Folk Music / WORLD STANDARD + KAMA AINA |
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| WORLD STANDARD = 鈴木惣一朗の「ふたり」コラボレーション・シリーズの二作品。moose hill = 伊藤ゴロー、kama aina = 青柳拓次とのそれぞれのコラボレーションは、アコースティックな響きと音響作品的な響きが一体となった美しい作品となっている。進行中の、Jorg Follert(= wunder=wechsel garland)とのもう一つの「ふたり」作品も楽しみだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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LIBERATION VON HISTORY / WECHSEL
GARLAND wunderことJorg Follertのwechsel garland(ヴィクセル・ガーランド)名義の作品。この作品では楽器よりのアプローチが強まり、新しい時代のランチタイム・ミュージックとなっている。食傷気味のエレクトロニカの中、この人は確実にこの人にしかできない音楽を持っているように思う。 |
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| wuwei / animist orchestra 石や木、貝といった自然素材を楽器として音楽制作を続けてきたJeph Jermanが、同様の関心を持つアーティストたちに呼びかけて結成したのがanimist orchestra。non-action(無為)をタイトルに掲げたこの作品は、音の俳句ともいえる世界を築いている。ここにあるのは音楽ではなく、ただ「音」そのものだ。 |
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AUDIO SPONGE / SKETCH SHOW 今年、車の中でとにかくよく聴いたのが、コーネリアスの「POINT」とスケッチ・ショウのこの一枚。二人の声が重なると、どうしてもYMOに聞こえてしまう。ライブ(WILD SKETCH SHOW)を経て見えてきた方向性がどう展開されるのか、次作以降が今から楽しみだ。 |
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| JUNK COLLECTOR / TOMMY GUERRERO 「POINT」、「AUDIO SPONGE」に次いで車の中でよく聴いたのが、Tommy Guerrero(トミー・ゲレロ)のこのミニ・アルバム。リリースは昨年末ながら、これもよく聴いた一枚なのでここにあげた。日本盤にのみ収録された「It Gets Heavy」がクール。 |
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| こうしてリストアップしてみると、大きく二つの傾向が見えてくるように思う。ひとつは音そのものの響きを徹底的に追及したもの、もうひとつは人間の声の力を感じさせてくれるもの。ここにあげられなかった愛すべき作品もまだまだたくさんある。いずれ機会をみて紹介したいと思う。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 2002年12月20日(旧暦11月27日)
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| 写真上段左から 蔵王地蔵山頂/蔵王温泉源七露天の湯/共同湯上湯/共同湯下湯/共同湯川原湯 下段左から 下湯浴槽/古代の丘土偶広場の冬支度/泡の湯温泉三好荘/天元台高原スキー場/白布森の館 |
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