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2012年02月19日

●集会案内

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〔集会案内〕

一、昨年は地震、津波、放射能問題などあり、お互ひ思ふやうに仕事も進みませんでし
  たが、いづれ、明暗は交替し、新らしいいゝ歳も来ませうから、
 農業全体に巨きな希望を載せて、次の仕度にかかりませう。

二、就て、臨時の集りを、三月十日の午前十時から開きます。
  日も短しどなたもまだ忙しいのですから、お出でならば必ず十時までにねがひます。
  武者小路線先生宅跡にて昼食をとりますので、辨当はいりません。

三、その節次のところを訪ねます。豫めの準備はいりません。
  平将門公ゆかりの史蹟、嘉納先生農場跡、志賀先生・柳先生宅跡、など
  白樺派ゆかりの史蹟、武者小路先生の新しき村ゆかりの地、間引き絵馬など、
  柳田先生の民俗学誕生ゆかりの地・・・。

四、今年は設備が何もなくて、学校らしいことはできません。
  けれども希望の方もありますので、まづこのようなことをやってみます。

  三月十日午前十時 我孫子駅南口集合 (費用は実費・交通費と昼食費)       
 ◎われわれは放射能の時代に必要な学問をどうやってわれわれのものにできるか(Ⅰ)

  働いている人ならば、誰でも教へてよこしてください。

五、それではご健闘を祈ります。

2011年06月08日

●われわれはどんな方法でわれわれに必要な知恵をわれわれのものにできるか。

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われわれはどんな方法でわれわれに必要な知恵をわれわれのものにできる <1>
『世界石巡礼を終えて』 講師・須田郡司さん(フォトグラファー・石の語りべ) ナビゲーター・真魚長明
6月13日(月)19時〜 中央区立産業会館 参加費:1500円 主催・地人協会(旧・安房地人協会)http://soilsoulsociety.org
お申し込みは http://soilsoulsociety.org/ から。

19時〜    須田郡司さんスライド&トーク「石の語りべ」
20時30分〜  須田郡司さん×真魚長明 「ボクたちは石からどんな物語を聞けるのか?」

2010年01月02日

●私には朝の時間がたのしい

思うところがあって、安房地人協会近くにある、詩人・百田宗治の墓を訪ねてきた。
百田宗治の名は知らなくても、童謡「どこかで春が」を知らない人はいないだろう。
SFをのぞく小説にリアリティを感じられなくなってもうずいぶんと時間が経つ。
「文明」に対して批評性を持ち得るSFはともかく、詩や歌をのぞいて、「文芸」にはもう役割がないのではないかとさえ思える。


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「詩」とは何だろう、「詩人」とは何だろう。
そんなこと思いながら、きっと百田宗治も見ていただろう、異様に大きく見える富士山を見ながら歩いた。


朝の時間        百田宗治


私には朝の時間がたのしい、
一杯に日ざしの照りわたつた障子の中で
しづかに、明るい自分の心を視ることは幸福だ。
深い熟睡のあとで、こゝろよい茶のあとで、
一日の仕事のことを考へるのはたのしい。
その日の仕事には破綻や失敗があつても
この明るい希望にみちた心はうしなはれない、
あたゝかい、明朗な朝の日ざしとともに
私の魂は洗はれ、きよめられて生誕する。

私はハタキをかけるぱたぱたと云ふ物音を耳にする、
小犬たちの鈴の音を聞く、
臺所戸口の開け閉めの音や、バケツのがたんごとんと云ふ響きを聞く、
ほどちかい小學校での生徒達の足音をきく、わいわい騒ぎたてる物音を聞く、
しかし私の頭は掻きみだされない、
あたたかい日ざしのなかに
それらの物音が喜々とし、よろこび勇んで空の方にたちのぼつてゆくのを聞く、
萬能の神が彼等を召してゐるのを聞く、
朝の一絲みだれない諧調音をきく。

朝の日ざしは遲々として屋根瓦の上を歩む、
障子のおもてを歩む、
小雀の影のまへを過ぎる。
朝の日ざしは快活で、幸福な揺籃のやうにゆれる、
典雅な宗教儀式のやうに進行する。

私には朝の時間がたのしい、
一杯に日ざしの照りわたつた障子の中で
しづかに明るい自分の心を視ることは幸福だ。

2009年09月13日

●Software Freedom Day 2009

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今度の土曜日、19日は、「ソフトウェア・フリーダム・デイ 2009」(Software Freedom Day 2009)。
年に一度、世界中でオープンソース/フリーソフトウェアを賞賛し、公益性ある活用を推進しようというものだ。

地域での環境運動に追われ、休眠状態の安房地人協会でも、19日には、「ソフトウェア・フリーダム・デイ 2009」の一環として、オープンソース/フリーソフトウェアを考える小さなミーティングをしようと思う。(興味のある方はご連絡を。)

2009年07月07日

●はじめに補助金ありき

 ボクの暮らす鴨川市には生ゴミ処理機やコンポストを購入するときに、購入費用の半分、30000円を上限に補助金が交付される。手続きはかなり煩雑で、以下のような手順をふまなければならない。

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これだけの手順をふんで、補助金を手にするのは一番最後だ。
まず「自分のお金」で買う。
「自分のお金」で変えないものには、補助金はおりない。

風力発電の場合も、ボクたちが生ゴミ処理機を買うのと同じにしたらどうだろう。

エコでクリーンなエネルギーの普及のために「自分のお金」で、風車を建設する。
煩雑な手続きを経たのち、一番最後に補助金を手にする。
高い志を持って「自分のお金」で行った事業に対して、その意義を認めて、補助金を交付する。

そうすれば、(そんな悪い業者はいないと思うけど)補助金目当てなんて言われることもなくなる。

ちょっとしたシステムの設計ミスが、なくてもよい混沌や混乱を招くのだ。

風力発電建設。 エコでクリーンじゃん、拍手”・・・・したいところですが、 とにかくでかい。130mくらい、35階建てのビルくらいの風車が7機。 その風車が回ると、低周波振動(空気とモーターの金属音)が巻き起こり、 3km周辺の住民は、神経などに影響を受けるといわれています。 それにすごいお金が、動くらしい?どうも怪しいらしい。 すでに巨大風車が立った地域では、住めない人も出ているとのこと。 峰岡だけでなく千倉でも10機建設が予定されている。 まずは事実を知りたい。 この間、テレビのいろんなチャネルで風車の問題が放映されている。 そこで、6月10日(金)DVDの上映会をやろうという話が10数人の人 から出ました。 関心のある方、おいでください。一緒に考えていきたいと思います。

”巨大風力発電建設計画ってなに?”
・DVD上映 ・日時:2009年7月10日(金)午後6:30〜9:30
・場所:鴨川自然王国、藤本敏夫記念館
・共催:テトラスクロール+鴨川自然王国T&T研究所
  http://www.k-sizenohkoku.com/access_top.html
・参加費:無料 ・連絡先:04-7099-9011(鴨川自然王国)

2009年06月08日

●真魚長明6~7月の出没予定

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尊敬する北山耕平さんのスタイルを真似させてもらい、ボクの出没予定をまとめてみた。


○あわのわコミュニティカフェ&マーケット
6月28日(日)11:00〜17:00 鴨川自然王国
入場:無料【問合せ】鴨川自然王国 Tel 04-7099-9011

コミュニティFMの運営と、12:00から「ラヂオフォニックオルタナティブ 真魚長明の自由ラジオ」でDJを。
その後には、加藤登紀子さん×益戸育江(高樹沙耶)さん×中島デコさんによるトーク「オンナが語る房総半島の未来ビジョン」も。


○安房平和映画祭2009
7月3日(金)4日(土)千葉県南総文化ホール
映画祭協賛券(2日券)2900円(前売り当日とも)高校生以下無料
主催・安房平和映画祭実行委員会
お問い合わせ info@awaheiwaeigasai.org 0470-36-3059(八木)

7月4日17時30分からの「《トークセッション》早川由美子さんと語ろう」にてナビゲーターを。
安房平和映画祭についてはこちらを


○あわあわファーマーズマーケット
7月5日(日)10:00〜14:00 ロックシティ館山
地域初のオーガニック朝市、運営と出店を。
あわあわファーマーズマーケットについてはこちらを


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○循環の事情「六ヶ所村再処理工場おはなし会 2009」
7月5日(日)17:00〜 テトラスクロール 参加費:800円

本稼動すれば「原子力発電所1年分の放射能を1日で放出する」と言われる再処理工場。
2006年以降、現地に暮らす人々のドキュメンタリー映画の完成や音楽家やサーファー、
たくさんのお母さん達の呼びかけで、その存在は多くの人に知られるようになりました。

その後 稼動計画は進行中です。

行政や市民と向き合ってきたお二人を迎え、2009年現在の再処理工場の状況を共有しつつ、
海山のこと・エネルギーのこと・食のことetc、
データと感性に頼って みなさんとお話できればと思います。
 
◎といあわせ・ご予約 haana2004@aol.com 090-2902-4460

原子力資料情報室の澤井正子さん、プロサーファーの木下デヴィッドさんのお話しに続いて、少しお話しを。


○2009里山帰農塾 第29期 ~古代を食べる~
7月18日(土) 「講義 真魚長明  私の半農半X 」という枠で90分ほどお話しを。
里山帰納塾に関してはこちらを

2009年06月05日

●循環の事情「六ヶ所村再処理工場おはなし会 2009」のお知らせ

テトラスクロールでのお話し会のお知らせを。

【循環の事情】「六ヶ所村再処理工場おはなし会 2009」

時:7月5日(日)17:00〜(開場 16:30)
於:和田浦 テトラスクロール
  千葉県南房総市和田町和田447
  JR和田浦駅より徒歩5分

参加費:800円

本稼動すれば「原子力発電所1年分の放射能を1日で放出する」と言われる再処理工場。
2006年以降、現地に暮らす人々のドキュメンタリー映画の完成や音楽家やサーファー、
たくさんのお母さん達の呼びかけで、その存在は多くの人に知られるようになりました。

その後 稼動計画は進行中です。

行政や市民と向き合ってきたお二人を迎え、2009年現在の再処理工場の状況を共有しつつ、
海山のこと・エネルギーのこと・食のことetc、
データと感性に頼って みなさんとお話できればと思います。
 
【参加・お話】
澤井正子さん(原子力資料情報室)
木下デヴィッドさん(プロサーファー)
真魚長明さん(テトラスクロール)

◎といあわせ・ご予約 haana2004@aol.com 090-2902-4460

2009年06月03日

●あわあわファーマーズ

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今度の日曜日は、あわあわファーマーズ。
地域の心ある生産者と、安全な食べものを求める消費者の出会いの場を創りたい、そんな思いでスタートしたあわあわファーマーズマーケットだが、いろんな意味で正念場を迎えている。近くに都市部を持たない安房では、この先どうやって地域を維持すればいいのか、正直答えは見つからない。

自分達の暮らす地域を少しでも良くしたい、生産者や出店者のそんな心意気を是非見に来てほしい。


大地と人間が安定した関係を結んでいるところを里というのです。

前田俊彦『森と里の思想―大地に根ざした文化へ』(高木仁三郎氏との対談集)より。

2009年05月07日

●モノを買った時にモノを所有したつもりになる

安房地人協会(awa soil and soul society)では、
この3月より、連続講座(ワークショップ)
「地球に生きる人ワークショップ」をスタートいたしました。
様々な講師の方をお招きして、この惑星(ほし)の暮らし方、
古くて新しい第三の生き方・・を、探していこうと考えています。

初回の佐久間充さん、二回目の柳和子さんと、
素晴らしい人を見て、話を聞くことの素晴らしさを痛感しました。

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第三回目は5月16日、テトラスクロールに於いて、
残土・産廃問題ネットワーク・ちばの活動で朝日新聞社の
「明日への環境賞」を受賞されたこともある、
藤原寿和さんをお招きし、「循環と共生」と題して行います。
山砂採取や産廃の問題、化学物質や公害の問題、
すべてボクたちのライフスタイルの問題です。
現実を知ることからしか変化は始まりません。
一緒に学びましょう。


地球に生きる人ワークショップ第一期第三回
「藤原寿和さん・循環と共生」
5月16日(土) 13時30分から
参加費 1000円(200awa使用可)

お申し込み・お問い合わせは、
安房地人協会 info@soilsoulsociety.org 


インタビューより引用)
その通りで、そういう社会システムを作る上で、消費者としての意
識改革、それは所有から共有へと言いますか、所有欲あるいは物欲
と言っても良いと思いますが、我々は豊かになるということはモノ
をたくさん所有するんだという発想が結局はゴミを多く作リ出して
いるというライフスタイルになってしまったわけで、自動車が多く
なったために自動車公害問題が出てきたり、交通問題とかゴミ問題
とかが派生しているわけで、モノをできるだけ所有でなく使い回し
をしていく、そのためには共有しようじゃないかという発想です。
今、ヨーロッパで、たとえば車でもマイカーじゃなくてレンタカー
方式でいこうとかの形です。
そういうことをすることによって、資源の浪費も軽減されていくこ
とになります。それと私たちはモノを買った時にモノを所有したつ
もりになるわけですが、良く考えてみると、その所有したモノの製
品情報について果たして所有しているのだろうか? 実はしていな
いんです。これは何で作られているのか? 塩ビが使われていた
り、捨てられる時に燃やされたらダイオキシンが発生しちゃうと
か、ほとんどの人が情報を知らされていないのです。だから、良い
モノかどうか分かっていないんです。所有しているとも言えないの
です。ただ、そのモノの使用価値にお金を払って買っているのに過
ぎないんじゃないか。だから、使用済みになったら捨てる。じゃあ
その先、廃棄されたモノの所有権はどうなるのか? 捨てられてい
るから、放置されているからと勝手に使っていいのかというと、放
置されたと思われる自転車を修理して使って窃盗罪でつかまった議
員がいましたが、日本の法律では廃棄された後のモノの所有権が
はっきりしていないのです。そこを変えなきゃいけないんですね。

藤原寿和さん・プロフィール
1970年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。「東京・水俣病を告発
する会」結成に参加。72年東京都庁公害局(現環境保全局)
就職。スモッグ、六価クロム、「ゴミの島」問題に取り組む。84
年「廃棄物を考える市民の会」結成。85年「東京湾フォーラ
ム実行委員会」結成。89年「地球環境と日本の役割を問う国
際市民会議」参加。93年「古紙問題市民行動ネットワーク」
「廃棄物処分場問題全国ネットワーク」運営委員。95年「止
めよう!ダイオキシン汚染・関東ネットワーク」事務局長。他に、
神奈川県大磯町の環境衛生運営委員会委員、青森県浦村産業廃棄物
処分場検討委員会専門委員などの委嘱。また、日の出町谷戸沢処分
場周辺の水質調査にも参加。05年残土・産廃問題ネットワー
ク・ちばの活動で朝日新聞社の「明日への環境賞」を受賞。「廃プ
ラ燃やすな!市民協議会」結成に参加.。07年ダイオキ
シン国際NGOフォーラム実行委員会委員長に就任。
共著『ゴミ問題の焦点』(緑風出版)、『提言 東京湾の保全と再
生』(日本評論社)、『水の時代をひらく』(LGC総合研究
所)、『地球環境事典』(三省堂)、『道路環境アセスメントへの
住民対応マニュアル』(武蔵野書房)、『環境自治体の創造』(学
陽書房)、『ブックレット 塩ビは地球にやさしいか』など。

2009年03月31日

●「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」

安房地人協会からのお知らせです。

明日から4月、新たな気分でいきたいところですが、
県知事選は残念な結果になりました (-_-#)
房総半島の自然を守るために気を引き締めていきたいところです。

安房地人協会(awa soil and soul society)では、
この3月より、連続講座(ワークショップ)
「地球に生きる人ワークショップ」をスタートいたしました。
様々な講師の方をお招きして、この惑星(ほし)の暮らし方、
古くて新しい第三の生き方・・を、探していこうと考えています。

第一回目に佐久間充さんをお招きして行った「山が消えた」に続いて、
第二回目のワークショップが4月18日に開催されます。
「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」と題して、
白浜海洋美術館・館長の柳和子さんと、
Synonym Vita Fabricaの眞々田淑江さんを講師にお招きいたします。

(一戦場体育館にて)手紡ぎの実習
〜(一戦場公園にて・かまどの火・森の家による)ランチタイム
〜(江見圃場にて)ワタ畑の種まき
〜(テトラスクロールにて)房総の女性たちの手仕事、
 特にワタの栽培から手紡ぎ手織りの仕事に関して、
 当時の作品を見ながら柳和子さんにお話しいただきます。

房総の女性たちの暮らしぶりにアクセスする貴重な機会です。
奮ってご参加ください。

地球に生きる人ワークショップ第一期第二回
「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」
4月18日 10時から(9時30分・一戦場公園集合)
参加費 4000円(ランチ込み・1000awa使用可)

お申し込み・お問い合わせは、
安房地人協会 info@soilsoulsociety.org 050-5534-7421 まで。

2009年03月16日

●すべての学校給食をオーガニックにしよう



農薬や化学肥料による食物汚染が、子ども達の未来を脅かす。

すべての学校給食をオーガニックにしようと、ある小さな村が立ち上がった。

フランスでは年間76,000トンもの農薬が使用されている。

子ども達の未来を脅かす、この現実と向き合ったバルジャック村のエドゥアール・ショーレ村長は、
すべての学校給食をオーガニックにするという前例のない試みに挑戦した。

人々の健康よりも企業の利益を優先することで起こっている環境や食品、
身体への影響を、カメラは記録する。あなたの食卓は安全ですか?

(未来の食卓 イントロダクションより)


昨日、高速バスで上京した。
目的は、一本の映画と、一本のスライド&トークショー、そしてひとつの壮行会。

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フランス映画祭の一作品として上映された「食卓の未来」を見た。
この国に暮らしていると、化学物質について考えないようにリードされているため、その存在をついつい忘れがちになるが、放射能と同じようにボクたちの文明が開けてしまったパンドラの箱「化学物質」とそれがもたらす健康被害、環境被害、そして精神の被害について、真剣に考えていきたいと思う。


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上映後に行われた、ジャン・ポール・ジョー監督とポタジエのオーナーパティシエ・柿沢安耶さんのトークも、時間は短かったが重要なキーワードがいっぱいで、とても面白かった。


この映画でもガンや不妊症と化学物質の関連、そして化学物質による環境被害について語られているが、安房地人協会の「地球に生きる人ワークショップ・第一期第三回」においても「有害化学物質から子どもの健康を守る千葉県ネットワーク」代表の藤原寿和さんをお招きして、「循環と共生」と題してライフスタイルの見直しと現実認識を行いたいと思っている。

また、「地球に生きる人ワークショップ・第一期第四回」では、「食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦」の翻訳をした堀口博子さんをお招きして、「こどもと食と農」を探っていきたいと思っている。

2009年03月11日

●安房地域 耕作放棄地は1000ヘクタール超

安房のローカル紙「房日新聞」から。

耕作放棄地の解消を目的とした「第2回安房地域遊休農地対策会議」(県安房農林振興センター主催)が9日、館山市の安房合同庁舎であり、安房の耕作放棄地が1056・7ヘクタールに及ぶ調査結果などが報告された。
耕作放棄地の全体調査は、遊休地の解消のため全国一斉で行われた。安房では、8月上旬から11月下旬により各市町で実施された。
調査結果は、耕作放棄地を3つに区分。「草刈りなどで直ちに耕作可能な土地」は610・9ヘクタール、「基盤整備などで農地に利用すべき土地」は236ヘクタール、「原野化しており、農地として復元が不可能」が209・8ヘクタールで、耕作放棄地はトータルで1000ヘクタールを超えた。
平成17年の農業センサスによると、安房地域の農地は1万1243ヘクタール。そのうちの約1割が耕作放棄地という計算で、その約8割は農地として今後利用することができる土地とされた一方、残り2割はもはや復元不能と判断された。
市町や農業委員会、農協などの関係団体を集めた会議では、調査結果が報告された後、そのような遊休農地を誰がどのように、何を栽培するのかなど解消計画について話し合われた。
解消計画について出席者からは、「水田の活用計画は転作問題もあり難しい」「担い手協議会との連携を図りたい」「景観、食用、切り花と幅が広いナバナを作物の中心に考えている」などの意見が上がっていた。

ボクが安房に来たころ、畑を借りたいと思っていてもなかなか貸してもらうことができなかった。
「都会の人には無理!無理!!」と言われ続けたが、目の前には、荒れたかつて畑だった荒地が広がっていた。
どうにか借りた畑を、まあなんとかやっている姿を見て、少しずつだけれど信用も獲得し、どうにかこうにか今のような暮らしができあがった。

今、ボクたちの前にある食糧問題は、じつのところ食糧「価格」問題であり、国内の自給率の問題も、じつのところ国内の経済の問題だったりする。

もう、ほんとうに・・・。
ボクたちの生き方を考え直さないいけない。

……おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園とわれらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術を創りあげようではないか……

2009年03月07日

●地球に生きる人ワークショップ「山が消えた」

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 千葉県中西部では、この四〇年間に約六億立方メートル、つまり一二億トンの山砂を採取して、首都圏に供給してきた。その山砂で東京だけでも一三〇〇を越す高層ビルが建ち、東京湾の五分の一が埋め立てられ、その埋め立て地には「京浜」「京葉」という世界有数の工業地帯や三つの製鉄所、臨海副都心、羽田飛行場、東京、横浜、千葉などの港、十五万人がすむ千葉海浜ニュータウン、ディズニーランドなどが出現した。
 しかしバブル景気が終わってみると、この地方からは山がいくつも消えていた。そして何千ヘクタールという更地や断崖がいたるところに放置されたが、やがてそこへ首都圏からの膨大な量の残土や産業廃棄物が運び込まれ、以前の砂山と同じ大きさの廃棄物の山が築かれ、そこからは有害な物質が検出されている。


佐久間充「山が消えた―残土・産廃戦争 (岩波新書)」(2002年)

地球に生きる人ワークショップ 第一期第一回
佐久間充さん「山が消えた」
3月28日13時から テトラスクロール(南房総市和田町和田447)
参加費 1000円 お問い合わせ 安房地人協会(info@makaoyate.org)


佐久間充さんオフィシャルサイト 山が消えて山ができた
安房地人協会

2009年03月03日

●有機的に資本主義を終結させよう

オルタ」最新号(特集・恐慌前夜)がとてもいい。

「世界はいかに再編されていくのか?」、急激に社会システムの綻びが露呈する今、考えさせられる内容となっている。
特集や、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんのインタビュー「ローカリゼーションの持続可能性」も良いが、イレギュラー・リズム・アサイラム成田圭祐さんのグラフィック連載が何より素晴らしい。

彼の文章にドキリとさせられるのは、これが始めてではなく、
「EXPANSION OF LIFE no.15」の扉の文章にも、
子どものころ、「宝島」を読んだときのよう、ワクワクしたのを覚えている。

今回は「eco(End Capitalism Organically = 有機的に資本主義を終決させよう)。
これがホントにいい。

この夏、地球に生きる人ワークショップ第二期のプログラムとして、成田圭祐さんを招いて「有機的に資本主義を終結させよう」を行おうと思う。詳細は追って。


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●畑はもう春

寒い朝、今年一番の冷え込みかなぁ。
さすがに海に行くのも少し及び腰になる。
けれど、野や畑を見れば、そこはもう春。
房総半島は季節の変化がダイナミックな土地ではないけれど、
それでもやはり冬から春への変化には心が躍るものだ。

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土筆と目覚めたばかりのカエル



 自然の季節に早いところとおそいところとはあっても、季節のおこないそのものは毎年規律ただしくやってきて、けっしてでたらめでない。ちゃんと地面の下に用意されていたものが、自分の順番を少しもまちがえずに働きはじめる。木の芽にしても、秋に木の葉の落ちる時、その落ちたあとにすぐ春の用意がいとなまれ、しずかに固く戸をとじて冬の間を待っている。まったく枯れたように見える木の枝などが、じっさいはその内部でかっぱつに生活がたのしくおこなわれ、来年の花をさかせるよろこびにみちているのである。あの枯枝の梢を冬の日に見あげると、何というその枝々のうれしげであることだろう。

高村光太郎「山の春」

2009年02月24日

●フツーの仕事がしたい

安房地人協会から、上映会第一弾のお知らせ。

フツーの仕事がしたい」上映会
2009年3月29日(日)ローズマリー公園シアターホール
9:45~/11:30~/13:30~/15:30~(1日4回上映)
当日チケット:1500円 前売チケット:1300円
(前売り券は、3/22館山ロックシティあわあわマーケットでのみ販売予定)
(上映会のチケットでローズマリー公園の有料エリアに入場可能)

主催/安房地人協会
協賛/アルソアサロンねむの樹アミー
後援/安房・鬼泪山国有林を守る会

ローズマリー公園シアターホール
〒299-2521 千葉県南房総市白子1501 TEL 0470-46-2882 地図

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皆倉信和さん(36歳)は、根っからの車好き。 高校卒業後、運送関係の仕事ばかりを転々とし、 現在はセメント輸送運転手として働いている。 しかし、月552時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、 心体ともにボロボロな状態。 「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。 生活に限界を感じた皆倉さんは、藁にもすがる思いで、 ユニオン(労働組合)の扉を叩く。 ところが彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。 生き残るための闘いが、否が応でも始まった。

監督からのコメント

映画「フツーの仕事がしたい」監督の土屋トカチです。
2006年4月8日、私にとって「運命の人」となる皆倉信和さんに出会います。 皆倉さんの職業は、セメントを運ぶトラックの運転手です。 最長で月552時間も働いておられました。 その労働時間に、当初私は耳を疑いました。 一日あたり、いったい何時間働けばその数字になるのか、と。 私が働いている映像業界も、仕事時間はルーズだったりするのですが、 この数字は並外れていました。 そして彼は、かわいそうなくらい疲れきっていました。 年齢が私と同じと聞いて、ひどく驚いたのを覚えています。 肌が土色で、生気を感じられないという印象を受けました。

無事、映画が完成した今「撮影を続けれた原動力は?」と、
訊かれることが多くなりました。それはたぶん、皆倉さんの姿に
自分自身の姿を見てしまったからだと思います。
同い年ということもあるのですが、「これがフツーなんだ」と無茶苦茶な
労働時間も受け入れて、働いていた彼。
真面目で、会社にあまり文句も言わず、黙々と働いていた彼は、
かつての私でもありありました。
長い間、美徳であると信じられきたことが、
本当はちょっと違うのではないのか?
「過労死」という現象が生まれた背景は、もしかしてこれではないのか?
と感じています。

現代日本人にとって鏡のような映画に、仕上げることができたと思います。
「フツーの仕事がしたい」は、あなたにとって、どのように映るでしょう

この映画に描かれている「過酷な労働」とは、昼夜にわたって何往復もセメントを運び続けるものだ。
この映画を見て、ボクは思った。
現代文明が、これほどまでに大量のセメントを必要とするのなら、房総半島のすべての山を削り取るかのような勢いで行われている山砂採取も、(けっして納得はできないけれども)バランスを考えれば理解はできる。

ボクらが今直面している問題・・・、偽装請負などの雇用のこと、ダンプ公害、山砂採取による自然破壊、これらすべての問題が、ボクらの文明に由来している。

そのことをアタマではなく実感として獲得するレッスンとして、どうかこの映画を見てほしい。

2009年02月23日

●われわれはどんな方法で

安房地人協会(awa soil and soul society)の本格的な活動が始まろうとしている。
上映会と勉強会(ワークショップ)を二つの柱に、地に足のついた動きをしていこうと思っている。

勉強会(ワークショップ)は、「地球に生きる人ワークショップ」と題して、様々な講師の方をお招きして、惑星の暮らし方を探していこうと考えている。

第一回目は3月28日、テトラスクロールに於いて、「ああダンプ街道 」「山が消えた―残土・産廃戦争」の著者、佐久間充さんをお招きし、「山が消えた」と題して行います。(詳細は追って。お問い合わせ:: info@makaoyate.org )

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