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2012年08月29日

●世界の平和と美しい地球環境を次世代に引き継ごう

安房にゆかりのある美術家たちが集まり、
世界の平和と美しい地球環境を次世代に引き継ごうと
スタートした、チャリティ美術展。

8回目の今年は、これまでに支援を続けてきた、
アフリカ・ウガンダの子ども達との交流を強めるとともに、
東日本大震災の復興支援の思いをこめ、61名の作品が並ぶ。

第8回安房・平和のための美術展
2012年8月31日 – 2012年9月9日
枇杷倶楽部ギャラリー・展示室
(10時〜17時※最終日は16時まで・6日(木)は休館)
詳細は→こちら

◆出展者/愛沢伸雄・味岡英子・荒井恵美子・飯塚志穂・飯田真菜美・石井純・石井範子・石川武雄・今井香・植松七重・鵜澤貫秀・大場匠・鎌田英雄・亀田勢津子・川田正孝・川田久代・斉藤勇夫・坂本一樹・笹子三喜男・佐野潤子・柴﨑孝雄・鈴木陽児・高橋文子・田邊裕美子・田村洋子・手塚さとみ・富樫研二・仲野邦男・白熊勝美・橋本芳久・橋本新子・橋本登・橋本まち子・長谷川春生・早川厚子・樋口茂明・日高菊雄・平澤とみ子・桧山薫・船田正廣・穂積節夫・本庄高士・真魚長明・松浦健二・眞々田淑江・溝口七生・三橋ユリ子・水上順義・宮下昌也・望月純・谷貝宗平・谷貝順子・谷貝七華・谷貝庸介・山口マオ・山根浩子・横山匡・吉田友久・鷲山愛子・渡邊博・和田剛志

2011年01月20日

●人間の領域を越えた呪術的ともいえる動物の領域に

漁労、狩猟、芸能、陶芸...、考えてみれば見える世界と見えない世界の境界線に見え隠れする生命の輝きを人が依代となることで出現させるのが職であり芸であったはずである。もはやその力は僕たちの中から大きく失われてしまったのかもしれないが、僕はその境界線を見つめていたいし、越えてもいきたい。人間の領域を越えた呪術的ともいえる動物の領域にも心は飛んでいってしまう。

もうずいぶん前に、そう書いたことがある。
そのときとは違う、動物の領域への接近の方法があるかもしれない。
今日、イルコモンズさんにいただいたチケットで「トランスフォーメーション 生きることは変わること」へ行ってきた。

ジャガンナート・パンダ、ヤン・ファーブル、サイモン・バーチ・・・、展示本篇ももちろん見応えがあったけど、圧巻だったのは2Fのアーカイブ展示
図録に反映されていないのが惜しいなぁ。反映されていれば絶対買いなのに。


2010年08月11日

●房総アヴァンガーデニングプロジェクト

今年の安房ビエンナーレ、ボクのテーマは「房総アヴァンガーデニングプロジェクト」。
詳細は追って。

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●世界のあり方に疑問を感じたり、異議を唱える。違った視点を提示する。

今年は二年に一度の安房ビエンナーレが開催される。
今回初めて、ビエンナーレのコンセプト文を依頼され、悩みながら書いてみた。

アートの役割は決して手作り一点もの、なんてことではない。

もしアートに役割があるとしたら、

世界のあり方に疑問を感じること、
そしてその世界に異議を唱えること、
さらに、違った視点を提示すること。

だと、ボクは思っている。


安房ビエンナーレによせて

  その昔、 房総半島で暮らす人々は、多様なる自然に身を寄せ、その恵みを享受して生きてきた。

 南北に伸びた房総半島は、三方を大きく海に囲まれている。
黒潮流れる太平洋と東京湾、外房と内房。
まるで違った表情を持つ二つの海が、房総半島の景観の多様性を生みだしている。
 
 同時に、房総半島はそのほとんどが山でもある。鴨川平野や館山平野、平久里川沿いの平野部をのぞけば、平らなところは本当にわずかしかない。
清澄山(383m)から鋸山(329m)へと続く清澄山系と富山(350m)、愛宕山(408m)、嶺岡山(361m)から太平洋へと連なる嶺岡山系の、 房総半島南部に東西に伸びる二つの山列からならる山国(やまぐに)でもある。

 上総夷隅郡長者町に暮らす中村国香が、上総から安房を遊歴し、「里見記」「里見軍記」「義経記」の先行資料を引き比べながら書き残した宝暦十一年の地誌、「房総志料」にはこうある。

一、安房の山は極メて高くして、さかし。然レども、本州より望ムに、独、清澄山のみ見ゆ。其他はみへず。如何となれば、彼土、本州より一帯低ければ也。房総の界、市ヶ坂より彼地方直下見ゆるにて知べし。

 表情の違う海に囲まれ、そのほとんどが急峻な地形であるがゆえに、気温や風雨など、いわゆる気候についても、半島の中でさまざまな違いとなって現れている。「温暖な南房総」と一言でいうには、房総半島の気候はあまりにも多様だ。

 房総半島においては、吹く風もまた実に多様である。
通常、風向は十六方位に分けられている。ネ、ウシ、トラ、ウ、タツ、ミ、ウマ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、イの十二支に、北東=ウシトラ、南東=タツミ、南西=ヒツジサル、北西=イヌイを加えた十六方位だ。このような呼びかたは、「標準語」ともいえるもので、これとは別に、地域ごとに、方言とも言える風の呼び名が存在する。
 南房総市和田町(旧安房郡和田町)では、ナライ(ナレエ)、イナサ(ユナサ)、ベットウ、サガニシ(サガ)、コチ(ゴチ) 、オキモンなどと呼び、 地域に吹く風それぞれを区別してきた。

ナライ(ナレエ)  = 北の風か北寄りの風
イナサ(ユナサ)  = 沖から吹いてくる南東風
ベットウ    = 北西の風か北北西の方向からの強風
サガニシ(サガ)  =  秋から冬にかけて吹く北西の風
コチ(ゴチ)    =  東風
オキモン    = 沖の方から吹く南風

 自然を見誤ることは、時には命に関わることとなり、一方、自然の変化をいち早く察知することは、大きな恵みを獲ることへとつながった。自然界に現れる変化の兆候を察知し、理解し、時には変換して、行動へと繋げること、それこそが、「生きる力」そのものだったであろう。

 現代において、ボクたちアーティストははたして、その「生きる力」を備えているだろうか。

 アーティストの存在意義ってなんだろう。衣食住や安全などと違って、アート、特に現代美術などなくても日々の生活には、なんの支障もない。

 あってもなくても困らないもの、それが現代アートなのだろうか。残念だけど、答えは限りなくイエスに近い、とボクは思う。そう、99%イエスといってもいいかもしれない。
 だけど、1%はノーだ。
 その1%こそ、この地でより良く生きようとした先人たちと、ボクたちアーティストの存在をつなぐものだと信じたい。

 この季節に安房に吹く風、サガニシ。古老の漁師たちは、「イナサ(南東風)から時化てくるが、サガ(北西風)からは時化てこない」という。
 低気圧や台風の進路を、風から読み、近い将来を予測する、「野性的な知性」そのものだ。

 時代が大きく変化していくとき、その変化は静かに始まる。気がついたときには、すでに変化が始まっていて後戻りはできない、そういうものだ。

 だからこそ、アーティストの存在意義がある。

 メタンや一酸化炭素といった窒息ガスや毒ガスがしばしば発生する炭坑では、毒ガス検知のためにカナリアが利用されていたという。 もうずいぶん前になるが宗教団体によるテロ事件の捜査でも、防護服に身を包んだ捜査員が、カナリアの入った鳥かごを手にしているのを見たことがある。
 カナリアという鳥は常にさえずっている、という特徴がある。炭鉱内で毒ガス発生などの異常があると、カナリアの鳴き声が止むので危険を察知できる、というわけだ。

 現代において、アーティストの存在意義があるとしたら、そのひとつは時代の変化を敏感に察知する「炭坑のカナリア」である、ということだろう。
 
 世界のあり方に疑問を感じたり、異議を唱える。違った視点を提示する。
そういう機能を放棄してしまったなら、現代アートなどなくてもいい。

 この季節に北西から安房に吹く風=サガニシ。それは創造の風なのか、破壊の風なのか・・・。
 ボクたちは、古老の漁師のように風を読み、次にとるべき行動を予測できるだろうか。同時代に生きるアーティストとして、きちんと風を読めているかどうか、二年に一度、安房ビエンナーレという場を設けることで、自ら審判していきたい。

(真魚長明)

●木霊と地霊 (20100731)

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木霊と地霊(20100731)  /  真魚長明 cc.pngby.pngnc-jp.png

2009年07月20日

●良いデザインとは、誠実である

今日の午前中は、久しぶりに、「産廃」「残土」「山砂採取」「風力発電」など一切関係ない時間を過ごした。
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」を見に、府中市美術館へ行ってきた。


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50年前(1959年)に作られたポータブルラジオ・レコードプレーヤー・TP1(ブラウン社)、ホントに美しい。


ロングライフ・デザインなんて言葉を言うまでもない。完璧。


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ポータブルラジオ・T-41(ブラウン社)


もの作りに関わるすべての人が、誠意あるもの作りを行えば、ゴミだらけの現代のようにはならなかったはずだ。安いから、加工が容易だから、とりあえずのものだから、と、美しくないものを大量に作り、消費、ゴミにしているのがボクらの文明だが、会場を埋め尽くしていた若者たちが明日のディーター・ラムスになることをボクは信じている。


Good design: The ten commandments of Dieter Rams.
良いデザインの10ヵ条 : ディーター・ラムス


1.
良いデザインとは、革新である。
Good design is innovative.

2.
良いデザインとは、実用をもたらす。
Good design makes a product useful.

3.
良いデザインとは、美的である。
Good design is aesthetic.

4.
良いデザインとは、理解をもたらす。
Good design helps to understand a product.

5.
良いデザインとは、謙虚である。
Good design is unobtrusive.

6.
良いデザインとは、誠実である。
Good design is honest.

7.
良いデザインとは、長命である。
Good design is durable.

8.
良いデザインとは、最終的にディティールへと帰結する。
Good design is consequent to the last detail.

9.
良いデザインとは、環境への配慮とともにある。
Good design is concerned with environment.

10.
良いデザインとは、可能なかぎりデザインを抑制する。
Good design is as little design as possible.

2009年07月02日

●安房トイカメラクラブ・夏の新作展

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 Give 'Em Enough Rope  /  MAO Nagaaki  cc.pngby.pngnc-jp.png

今日から、一年ぶりとなる安房トイカメラクラブの展示が始まった。
今回は、ボク以外は若手、しかも、トイカメラクラブ展を機に、作品発表を始めた三人、かじななか、nob、もりもとようこの作品を集めた。いつもの雑多な楽しさはないが、それぞれの点数が多いので、ある意味での作家の世界がご覧いただけると思っている。


(トイ)とは一体どういうことだろう?。


 コンピュータ・プログラミングの世界にある「コメントアウト」を知っているだろうか?。


 コンピュータの設定ファイルやプログラムのソースファイルを変更するときに、
もともと書かれている内容を消してしまうのではなく、プログラムの行頭に、#などの文字を付け加えて無効化することを、コメントアウトするというのだ。


 例えばこう。

 気温が30℃を越えたら海に入る。
 というプログラムを、#気温が30℃を越えたら海に入る。
 とすることで、

 気温が30℃を越えたら海に入ることを無効化(気温が30℃を越えても海に入らないと)しておくことができるのだ。

 そう。(トイ)もまた、コメントアウトの記号なのだ。


 オーディオが大好きで、そのオーディオで再生する素材としてしか音楽をとらえない人がいる。

 反対に、音楽が好きで、あくまでも再生装置としてしかオーディオを認識していない人がいる。


 カメラの世界にだって同じ構図がある。

 あえていおう、ボクらが好きなのは、カメラそのものではなく、カメラが写す「世界」なのだ。

 だからこそ、「ボクらは安房カメラクラブではない」という思いから、

(トイ)という記号でコメントアウトしたカメラクラブなのだ。

(真魚長明)

2009年05月22日

●絵画は奇蹟をおこさなければならない。

このところ、慌ただしい日々が続いている。

その忙しさの原因の多くは、いわゆる経済とは関係しないものなのがなんとも複雑だが、住民運動や市民運動というものがホントに時間食いだということはどうしようもないことでもある。民主主義というものは時間をかけて協議するものだということを身をもって学んでいると言えば聞こえはいいだろうか。

昨日は、一日がかりで、県交渉〜記者会見、今日は年に一度保健所が行う業態検査と役人相手の日が続いた。
テトラスクロールは飲食店営業と菓子製造の二つの営業許可を持っているので、業態検査は避けて通れない大事な行事なのだ。
業態検査に関して、ボクらが知らされるのは「日にち」のみで、朝来るのか夕方来るのかは知らされない。そのため一日単位で時間を作らなければならないのだが、今年は昼前には終わったので、午後に久しぶりに自由な時間ができた。ゆっくりしてればいいんだろうが、「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」開催中の川村記念美術館を目指し、佐倉へ向かった。

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着くなり、シナガチョウの大歓迎を受け、しばしリラックスタイムを満喫、安房の自然と違い管理された自然がひろがる庭園を心地よく思う自分に驚きながらも、どうやら今まで経験したことのない状態に自分があるんだということを改めて実感した。そういえば今日は44才の誕生日だった。ボクはよく人生半分、折り返し地点を過ぎたと言うけど、88まで生きるなんてことは絶対にないだろう。


絵画は奇蹟をおこさなければならない。


マーク・ロスコ

ロスコのシーグラム壁画を見ながら、いろんなことを感じ、思い、考えた。
ホントにいっぱい感じ、思い、考えた。
ホントにいっぱい。

2008年08月25日

●「安房・平和のための美術展」






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 ( nothig but ) flowers  /  2008 MAO Nagaaki  cc.pngby.pngnc-jp.png











週末から始まった、今年で四回目となる「安房・平和のための美術展」に、
トイ・デジカメ・Vista Quest VQ1005を使った写真を出展している。


ART FOR THE EARTH 2008 第4回安房・平和のための美術展
●8月23日(土)~8月31日(日)10時~17時(最終日は16時まで)
●会場・枇杷倶楽部ギャラリー(南房総市富浦町青木)

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2008年08月09日

●(トイ)カメラってなんなんだろう?。

オリンピック開幕に合わせ(嘘)、千葉県南総文化ホールギャラリーにて、「安房トイカメラクラブ展ベスト・アンド・モア」が始まった。今回はボクも含めて14人の作家の作品が展示されている。会期は20日まで、お近くの人は是非。

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(トイ)カメラってなんなんだろう?。

「トイカメラって何?。」良く聞かれる質問。
答えは、いつだって、「『おもちゃのカメラ』や『出来の悪いカメラ』です、

性能の悪さから思いがけない写真が撮れるんです。」という感じだ。

昨秋の第一回安房トイカメラクラブ展のフライヤーにボクはこんなことを書いた。

 HOLGA、LOMO、カメラ君・・・、トイカメラと呼ばれるカメラたちがある。

ボクがトイカメラの愛おしき世界に引きずり込まれてから、もうずいぶんと時間がたった。

「作家性」や「意図」を排除することによって出現する、シャーマニックな可愛らしさ。

トイカメラにしか表現し得ない世界だろう。

かつて、すべてのカメラはトイカメラだったのだ。どう写るかわからない、占いやおみくじにも似たものを、

見たままに記録するものへと創意工夫で改良してきた結果、今ある(トイではない)カメラは完成した。

それはひとつの選択の結果として間違ってはいないだろう。けれど、決して楽しくはない。
だから、ここでもう一度、あえて出来の悪いチープなカメラを使うことで、写真本来の愉しさを取り戻したい。

 あれから10ヵ月。

すでに安房トイカメラクラブでは、そんな説明が必要のないほどに各作家たちが個性的で独自の世界を表現している。

すでに安房トイカメラクラブは、安房(トイ)カメラクラブなのだ。

 (トイ)とは一体どういうことだろう?。

コンピュータ・プログラミングの世界の「コメントアウト」ということを知っているだろうか?。

コンピュータの設定ファイルやプログラムのソースファイルを変更するときに、

もともと書かれている内容を消してしまうのではなく、プログラムの行頭に#などの文字を付け加えることで
無効化することをコメントアウトするという。例えばこういうことだ。

 気温が30℃を越えたら海に入る。 というプログラムを、#気温が30℃を越えたら海に入る。 
とすることで、気温が30℃を越えたら海に入ることを無効化しておくことができるのだ。

 そう。(トイ)もまた、#(コメントアウト)なのだ。

オーディオが大好きで、そのオーディオで再生する素材としてしか音楽をとらえない人がいる。

反対に、音楽が好きで、あくまでも再生装置としてしかオーディオを認識していない人がいる。

カメラの世界にだって同じ構図がある。


あえていおう、ボクらが好きなのは、カメラそのものではなく、カメラが写す「世界」なのだ。

だからこそ、「ボクらは安房カメラクラブではない」という思いから、
(トイ)という記号でカメラをコメントアウトしたいのだ。

(真魚長明)

2008年08月02日

●これでいいのだ!

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パンクロックと同じくらい、大きな影響を受けているのかも・・・なのだ。
これでいいのだ!。

2008年04月25日

●( nothig but ) flowers

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 ( nothig but ) flowers  /  MAO Nagaaki  cc.pngby.pngnc-jp.png


先週末、「第二回安房トイカメラクラブ展」が、盛況のうちに終了した。(↑ ボクの出展作品)
最終日はテトラスクロール始まって以来の人出があり、多くの人々の写真への愛情を感じることができた。

この夏には、南房総最大のギャラリー、南総文化ホールでの展示も決まっている。格式高いギャラリーを、ボクらみんなの写真で埋め尽くしたい・・・、壁中いっぱいをボクらみんなの写真で覆い尽くしたい・・・、そう思っている。

そこでお願いがある。
どうか力を貸してほしい。
手元にある失敗写真(もちろん失敗じゃなくてもいい。)を、提供してほしい。
1枚でもいい、10枚、100枚、1000枚でもいい。
どうか力を貸してほしい、写真に機会を!!。


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2008年01月23日

●COPY AND DESTROY

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年末年始の休みを利用した、テトラスクロール2.0への諸々の作業が続いている。
仕入のあるものは除いて、「価格をつけない」ということにこだわってみたいと思っている。
ドネーション、カンパで成り立つ、フリーでオープンなスペースとして、今年のテトラスクロールは生まれ変わろうとしている。
その象徴ともいえるコピーマシンが、先日設置された。

例えば、ミーティングをしながら、ジンを作ることだって可能になる。
メディアが生まれるメディアになれたら、どんなにいいことだろう。
ボクは、ここから、様々な声が発信されることを期待している。


COPY AND DESTROY!!

2007年12月27日

●Cornelius Rocks Out On Yo Gabba Gabba

アメリカの子供向けTV番組「YO GABBA GABBA!」に出演したコーネリアス、いいなぁとても。

2007年11月01日

●医者が癌や重病の治療や手術を放り出して

 Cooper-Hewitt, National Design Museum(クーパーヒューイット国立デザイン博物館)で、9月23日まで開催されていた「Design for the Other 90%」のカタログがいい。


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世界中のデザイナーの能力を、正しい方向に向ければ、この世界はもっともっと良くなる。


ヴィクター・パパネック「生きのびるためのデザイン」から。

「今の工業デザイナーはたった2〜3億人のユーザだけを対象に、陳腐化戦略やマーケティングに作られた幻のユーザニーズに踊らされて製品の外観だけのデザインをしている。それは医者が癌や重病の治療や手術を放り出して、美容整形の仕事をしているのと同じだ。今のデザイナーは美容整形しかしていない。」
「現状の工業デザイナーは先進国で何不自由なく暮らしている中産階級以上の人達だけに向けて必要以上の仕事をしてきた。これからはそれ以外の低開発国や低所得者層や病人、老人、身体障害者に向けたデザインをするべきだ。」
「デザイナーのアイデアと知恵を人類にとって意味のあるものにするためには、地球環境に配慮しながら、今まで忘れていた低開発国や身体障害者などのユーザに向けて、彼らが生きのびるために必要としているもののデザインをしなければならない。」


クーパーヒューイット国立デザイン博物館のサイトでは、オンライン版のDesign for the Other 90%が公開されている。

また、展覧会カタログはアマゾンで購入可能 (→→ Design for the Other 90%

2007年10月30日

●「安房トイカメラクラブ展」のお知らせ

テトラスクロールでの初のグループ展、「安房トイカメラクラブ展」が明後日から始まります。

 HOLGA、LOMO、カメラ君・・・、トイカメラと呼ばれるカメラたちがある。ボクがトイカメラの愛おしき世界に引きずり込まれてから、もうずいぶんと時間がたった。「作家性」や「意図」を排除することによって出現する、シャーマニックな可愛らしさ。トイカメラにしか表現し得ない世界だろう。かつて、すべてのカメラはトイカメラだったのだ。どう写るかわからない、占いやおみくじにも似たものを、見たままに記録するものへと創意工夫で改良してきた結果、今ある(トイではない)カメラは完成した。それはひとつの選択の結果として間違ってはいないだろう。けれど、決して楽しくはない。だから、ここでもう一度、あえて出来の悪いチープなカメラを使うことで、写真本来の愉しさを取り戻したい。安房トイカメラクラブの名のもとに、キュートな憑巫となって表現する写真家たちが、そんな思いに共感して集まってくれた。表現や芸術がどれほど身近でカワイイものなのかを、どうか自分の目で感じてほしい。(真魚長明)


「安房トイカメラクラブ展」11.1-11.14(7日休)11時〜17時
出展アーティストー nob / 坂本真彩 / AMIKO / 梶奈々可/ nao / 佐藤玲子 / なよごん / 二口あけみ / 吉良康矢 / 真魚長明

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→→ 安房トイカメラクラブ

2007年10月13日

●「なよごん展」始まりました

テトラスクロール・ギャラリー企画「なよごん展」が始まりました。
素晴らしいので、是非ご覧ください。

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nayogon-s.jpg なよごん展 10.11~26  11~18時(金土19時まで) 水曜休

2007年08月23日

●そうならなくてはならない。

 【気流学舎 002】グローバリズム時代のデザイン講座 vol.1のインフォにあった、ヴィクター・パパネックの言葉。

デザインは若者がそれによって社会変革に参加できるようなものであるべきだし、そうならなくてはならない。
2007年08月19日

●「家紋のはなし」

 一昨日は、テトラスクロールにて、吉良康矢展「家紋トリップショー」の関連企画として、千鹿野茂先生の講演「家紋のはなし」があった。

 家紋研究の第一人者というと、形式張っていたり、保守的だったりしそうなものだが、千鹿野茂先生は実に自由でクリエイティブな方で、聞いているこちらの創作意欲が強烈に刺激される素敵な時間だった。

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詳細はいずれなんらかの形で。

2007年07月19日

●「アナザー・グリーン・ワールド」(再掲)

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 テトラスクロールの7月のギャラリー企画は、amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」(7月19日から8月3日まで)

 あまるーあという女の子は、ひたすら植物を描き続け、その「描く」行為の中で出現してくる、植物の「精」のような存在を愛してやまない。今回の展示では、彼女が見ているそういう世界を、多くの人に知ってもらいたい。

 「アナザー・グリーン・ワールド」というタイトルをつけたが、アナザーなグリーン・ワールドというより、グリーンなアナザー・ワールドだと思ってほしい。

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amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」7月19日(木) - 8月3日(金)

2007年07月01日

●観相は表現によって深まり、表現は観相とともに深まる。

テトラスクロールが一周年を迎える11月に向け、ひっそりとしたサウンド・インスタレーションを制作しようと思い、このところいろいろと考えている。ああでもない、こうでもない。ん。うん。思いは巡り、考えは交錯する。

 そんなとき、いつも目を通す、岩田先生の一文を。


 ここには自然と文明の世界がある。
そこには非自然、非文明の世界がある。
 二つの世界のあいだには壁がある。しかし、時として ー それが時の誕生なのであるが ー そこに対応という窓があくことがある。いや、実は、窓があいたとき、対応のところにおいて、二つの世界が互いに見えてくるのである。その時、その所において、むこうの世界が誕生し、こちらの世界が誕生するのである。そこが、わが創造の原点である。わがいのちの出所である。カミと出逢うところでもある。二つの世界は、そこにおいて、いや、ここにおいて、実は、ひとつの世界なのであった。
 さて、われわれはむこう側の世界の消息を知ると、それを何とかしてこちら側の世界につたえたいと思うようになる。いや、むこう側の世界を見ることと、それをこちら側につたえること、観相と表現とは離れがたく結びついているのである。観相は表現によって深まり、表現は観相とともに深まる。つまり一対一対応は、対応の成立とともに表現の世界に移行するのである。それが創造ということである。

岩田慶治「草木虫魚の人類学―アニミズムの世界

2007年06月25日

●「アナザー・グリーン・ワールド」

 テトラスクロールの7月のギャラリー企画は、amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」(7月19日から8月3日まで)

 あまるーあという女の子は、ひたすら植物を描き続け、その「描く」行為の中で出現してくる、植物の「精」のような存在を愛してやまない。今回の展示では、彼女が見ているそういう世界を、多くの人に知ってもらいたい。

 「アナザー・グリーン・ワールド」というタイトルをつけたが、アナザーなグリーン・ワールドというより、グリーンなアナザー・ワールドだと思ってほしい。

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amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」7月19日(木) - 8月3日(金)

2007年06月18日

●「巡礼」アーティスト 須田郡司についての覚え書き

 テトラスクロールで開催中の須田郡司写真展「日本石巡礼」に寄せて、「 『巡礼』アーティスト 須田郡司についての覚え書き 」」という一文を書いた。(「石の写真家」や「イワクラ・カメラマン」というように、写真家として捉えられている彼を、移動 ー 記録 ー 発表 という三つのプロセスをセットで行う現代美術作家として再認識するために、一枚のリーフレットにしてみた。)

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pdfファイルをダウンロード

2007年06月17日

●ついに、日本民藝館に。

 先日の上京の際、日本民藝館で「特別展 日本の幟旗(のぼりばた)」を見てきた。日本民藝館は若い頃から大好きな場所で、これまでにも何度も訪ねている。「特別展 日本の幟旗(のぼりばた)」は、圧倒的な存在感を感じさせる展示が見事で、久しぶりに心地よい刺激をもらった。今回はたまたま旧柳宗悦邸の公開日だったこともあり、見学者の数も多かった。


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 ご厚意で、テトラスクロールで開催中の「日本石巡礼」のDMを、フライヤーコーナーに置いていただいた。自分の作品を(たとえフライヤー・コーナーでも)日本民藝館に置けたことが何より嬉しくって、思わずパチリ。

2007年06月09日

●石の声を聴く旅に終わりはない・・・

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世界の聖地遍歴から気付いた,足下である日本の石たち。
"石の上にも三年"、私は、三年間の日本石巡礼の旅を満願した。
しかし、石の声を聴く旅に終わりはない・・・。

須田 郡司


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テトラスクロール初のギャラリー企画(というかギャラリー・テトラスクロールの初企画)、「日本石巡礼」が昨日から始まった。テトラスクロールをどうしらいいのか?、半年あまり繰り返してきたトライ&エラーの結果が、すっきりとした形になったようだ。

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 須田郡司写真展「日本石巡礼」
  
2007年6月8日(金)から 6月21日(木)水曜休
10時 - 17時30分(金土日 18時30分まで)

カフェ・テトラスクロール
千葉県南房総市和田町和田447
電話 0470-47-5822 www.tetrascroll.info

料金   無料(1ドリンク・オーダー)

須田郡司・石の語り部〜日本石巡礼 (スライド・トークライブ)
2007年6月16日(土) 17時開場 17時30分開演

料金   1500円(お茶付)
当日は、お昼より玄米と野菜のお弁当(600円)を販売します(要予約)。

2007年06月01日

●須田郡司写真展「日本石巡礼」のお知らせ

 テトラスクロール・ギャラリー企画第一段、須田郡司写真展「日本石巡礼」がいよいよ一週間後に迫ってきました。

須田郡司写真展「日本石巡礼」
  
2007年6月8日(金)から 6月21日(木)水曜休
10時 - 17時30分(金土日 18時30分まで)

カフェ・テトラスクロール
千葉県南房総市和田町和田447
電話 0470-47-5822 www.tetrascroll.info

料金   無料(1ドリンク・オーダー)

 山岳霊地、神社仏閣、あるいは自然そのものである木や森、石や岩、遺跡・・・・。 そのような聖なる場所のなかでも特に信仰の原初的な形態であるアニミズム的世界に 惹かれてきました。神聖な場所に佇むと、自然に沸き上がる”畏れ”や”祈り”に手を合わさずに いられません。聖地とはある意味で自然(宇宙)と人間の関係をトランスパーソナル (超古的)なつながりへと気づかせてくれる場所なのかもしれません。聖なる場所には、 必ずといっていいほど、人間によって崇められ、信仰されてきた石や岩が数多く残っていま す。もしかしたら石は、”この世とあの世”、つまり人と霊(スピリット)をつなぐ”回路”の ような存在なのかもしれない・・・。 そんな少し現実離れした気分になることもしばしばあります。 (須田郡司「VOICE OF STONE」)


須田郡司・石の語り部〜日本石巡礼 (スライド・トークライブ)
2007年6月16日(土) 17時開場 17時30分開演

料金   1500円(お茶付)
当日は、お昼より玄米と野菜のお弁当(600円)を販売します(要予約)。

■「石の語り部」のご案内■

「石の語り部」とは、私が撮影した石の写真スライドを見ていただきながら、石にまつわる

様々なお話をするものです。古代より信仰されている磐座(イワクラ)、伝承・伝説のある

石などを旅のエピソードを交えながら、私がそこで感じたことをお話ししています。

ここ十数間、私は聖なる場所と石をテーマに撮影をしています。そこで撮り貯めた世界と

日本の石の比較や同名の石、形の相似性、動物に似ている石などを映像民俗学的な視点で

伝えています。これまで、幅広い年齢層の方々の前で、石の語り部をしてまいりました。

その反応は、石の形をみて色々な想像力を膨らませるお子様や、地元の知られざる石を教え

てくれる方など、石を通して多くの人々と触れ合う事ができました。古来より大切に守ら

れてきた石が、ゴミに埋もれていたり、忘れされつつあるものもあります。その事を知ると

心が痛むと同時に、その石の存在を伝えて行かなくては、との思いに駆られます。

私は、石の語り部の活動を通して、自分達の身近にある石の存在を気付いて欲しい、

そして、日本や世界の石の持っている共通する基層文化を知って頂きたいと願っています。

須田郡司拝


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2007年03月26日

●「こういうもの」を、なんだ。

ライブ&ペインティング「魔法のことば」を見ていて、太郎さんのことばを思い出した。(岡本太郎「壁を破る言葉」)

「こういうもの」を表現したい、という最初の衝動がある。

描きたいという衝動じゃない。

「こういうもの」を、なんだ。
2007年03月24日

●ライブ&ペインティング「魔法のことば」

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今日は、カフェ・テトラスクロールでのライブ&ペインティング「魔法のことば」の日。宮下昌也さん・KATSUさんの素晴らしいパフォーマンスで、テトラスクロールにとって意味ある一日となった。「絵を描く」という行為が、テトラスクロールのある一角を、今日から「ギャラリー」へと変身させてくれた。

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これでまたひとつ、テトラスクロールに新たな回転軸が加わったことになる。さあ、この先何が起こるのだろうか?。(今回の宮下さんによる作品「魔法のことば」は、そのままテトラスクロール・ギャラリーにて、ゴールデンウィーク明けまで展示中。)

イベントの模様はこちら

2007年03月10日

●魔法のことばスタンプ

3/24のテトラスクロールでのライブ&ペインティング「魔法のことば」のスタンプがあがってきた。昨年作ったテトラスクロールのコーヒーチケットに押して、イベントのチケットにするために作成したのだけれど、なんだかとてもカワイイ。

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2007年03月02日

●魔法のことば at テトラスクロール

魔法のことば at テトラスクロール の フライヤーが上がってきました。

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ライブ&ペインティング 「魔法のことば」

3月24日 彼岸明(土) 16時開場 16時30分開演

ライブチャージ ¥2000(ドリンク付)


 北山耕平トークライブ「ネイティブであるということ」、
映画「食の未来」上映会に続くテトラスクロールのイベントは、

ライブ&ペインティング「魔法のことば」です。

アメリカ先住民の口承詩の朗読と唄、民族楽器の生演奏と、

観客の前で絵を描きあげるライブペインティングが、

和田の漁師町の古民家を舞台にして繰り広げられます。

古今東西のスピリット(精霊)の連なりが、

二人のアーティストが依巫(よりまし)になることで、

見えない世界から顕在化する貴重な瞬間を体験してください。


宮下昌也

3歳より絵を描き始めて20歳より展覧会で作品発表を始める。

20代のアジア放浪後、1990年に南房総に移住。

その後、美術家としての活動を本格的に開始。

イラスト、クラフト、デザイン、壁画、ライブペインティング等多岐にわたって活動中。

個展、グループ展、イベントへの参加展示多数。ワークショップ活動も行なう。

東京芸大デザイン科卒。著書に「なつみかんの きの はなし」(こどものくに・鈴木出版)

KATSU(from kuri)

ギリシャの弦楽器・ブズーキなど様々な民族楽器の音色や響きを取り入れた

独自の音の世界を作り出す音の旅人。2000年ヨーロッパ5カ国縦断ツアー、

2003年フィリピン北部山岳地域ツアー、2005年愛・地球博出演、

2006年国連60周年・別府国際平和映画祭出演など国内外にて活動。

グループKURIとして「風の舞」「遠い記憶」の2枚のCDを製作、

オムニバスCD「しおのみち三の巻」にも参加。

定員に限りがありますので、ご予約はお早めに。
(電話0470-47-5822またはメールbookcafe@tetrascroll.infoまで)


カフェ・テトラスクロール
千葉県南房総市和田町和田447
(ちばぎん向かい入る・和田浦海水浴場上)
電話 : 0470-47-5822 Email : bookcafe@tetrascroll.info web : http://www.tetrascroll.info

2007年02月25日

●80にして遊んでるんです

今日放送されたNHK「新日曜美術館」ー虹色のいのちをつなぐ 染織家 志村ふくみの仕事ーでの、志村ふくみさんの最近の仕事がスゴかった。「雛形」、「ジャズ」など、もうm(__)m。

志村ふくみさんの言葉。

80にして遊んでるんです。

m(__)m

2007年02月20日

●魔法のことば at テトラスクロール

カフェ・テトラスクロールからイベントのお知らせです。
北山さんのトーク、映画「食の未来」に続いてのイベントは、ライブ&ペインティング「魔法のことば」です。

鴨川のアーチスト・宮下昌也さんのライブ・ペインティングと、音の旅人Katsuさん(kuri)の唄・朗読・演奏で、和田にスピリットのうねりを広げようと思います。きっと竜宮さまも喜んでくれることでしょう。

ライブ&ペインティング「魔法のことば」
3月24日 彼岸明(土)16時開場 16時半開演
ライブチャージ ¥2000(ドリンク付)

フライヤーはこちら(出来次第アップします)

2007年02月19日

●「魔法のことば」フライヤー

「魔法のことば」フライヤー作成中。
(ラフなのでデータなどは曖昧です。)

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2007年01月28日

●PROTECT ME FROM WHAT I WANT

限られたスペースと増え続けるモノの関係。このところ毎日その事に頭を悩ませている。5年前のウェブ・ダイアリーに、ボクはこんなことを書いていた。

 サーファーでもあるアーチスト(現在はバリに在住)、Ashley Bickerton(アシュリー・ビカートン)は80年代後半、サーフボード、車、タバコや新聞といった自らの愛用品から、(そのブランドのロゴステッカーを並べたることで)「苦悩する自画像」と題したシリーズの作品を発表していた。それを真似て、ボクも「ブランドロゴで描いた自画像2002」を制作してみた。

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ブランドロゴで描いた自画像2002  (C) 2002 MAO Nagaaki
                             
 ヒトが道具を使うことで繁栄を続けてきた歴史の流れは、今も脈々と続いている。そのことは間違いない。ボクたちの周りを見回してみると、モノが溢れかえっている。欲望がさらなる欲望をドライブさせ、狂っているとしかいいようがない状況がここにある。ボクたちの築いてきたライフスタイルは、ともすると100円ショップに飲み込まれかねない。Jenny Holzer(ジェニー・ホルツァー)が1985年、ニューヨークのタイムズ・スクエアの電光掲示板を使って発表したメッセ−ジ、「PROTECT ME FROM WHAT I WANT」の意味は今でもまだまだ色褪せない。PROTECT ME FROM WHAT I WANT....。

なんだ、全然進歩していないじゃないか・・・。