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2012年11月21日

●ボクたちの生活の中ではコンセントの向こう側が見えない。

安房の地で、「六ヶ所村ラプソディー」を上映したのは、
もう5年も前になる。

もっともっと昔のように思えるのは、
やはり当時は思いもしなかった「今」を生きているからだろう。

デビッド・ボウイの「Five Years」じゃないけど、
悪いほうに進むなんて・・・。


「電気を止める子どもたち」とは、いったい誰なのだろうか?。

 ボクの大好きなアラン・ケイの言葉に、「未来を予測する最良の方法は、未来を発明することである。」というものがある。そう、そうなんだ、ボクたちの未来は、ボクたちがどんな未来を望むのか、すべてそれ次第なんだ。ミヒャエル・エンデはこう言っている。「人々は、お金は変えられないと考えていますが、そうではありません。お金は変えられます。人間が作ったのですから。」この「お金」の部分を「電気」に変えたらどうだろう、あって当たり前、変えられないと思っている目の前の事柄だって、ボクたちが、もしそれを望まないのであれば、変えることができるんじゃないだろうか?。

 すべてのはじまりは、この夏の「北山耕平氏と共にネイティブの知恵を学ぶ集い 【風をひらく】 」だった。日本列島の様々な場所から集まった参加者を前にして、北山氏が語ったのは、この惑星(ほし)に存在する二つの生き方の違いについてだった。明日が今日よりも良い日でありますように、と願う弥生(現在)的な生き方と、明日が今日のように良い日でありますように、と願う縄文(ひとつ前=ネイティブ)的な生き方の違いについて・・・、ボクたちが今、弥生時代の最後に生きていること・・・、そして、「地球に生きる」とはどういうことなのか・・・、ボクを含めた参加者の多くが真剣に耳を傾け、そして、夜更けまで語り合った。【風をひらく】から三日後、「核の鎖を断ち切る」ことにその生涯を捧げたショショーニの精神的指導者、コービン・ハーネイが亡くなったことを知らされた。さらに、五日後、中越沖地震が起き、柏崎刈羽原発が止まった。そうして、インディアンのエルダー(長老)たちの「電気を止める世代」という言葉が、ボクの中で「電気を止める子どもたち」というプロジェクトへと生まれ変わったのだ。

 「電気を止める子どもたち」とは誰なのか?。その答えはあなたの中にあるはずだ。もう一度「未来を予測する最良の方法は、未来を発明することである。」というアラン・ケイの言葉を思い出してほしい。今、ボクたちの生活の中ではコンセントの向こう側が見えない。コンセントの向こう側には、ウラン採掘によっって被曝させられている先住民族や、劣化ウラン弾によって理由なく生命を奪われるイラクの子供たちがいる。あなたの生活を支えるエネルギーが、そんな「不公平」や「差別」に根ざしたものだと知っていても、「電気があって当たり前」と、見て見ぬふりをして使い続けることができるのだろうか?。

 どうか、ここで、もう一度(だけ)考えてほしい。すべての「悪(敵)」も、絶対的な「善(神)」も、自分の中にあるということを。そして、「変化」は、自分の内側からしか起こりえない。そう、あなた以外の誰も、「電気を止め」てはくれないのだ。

(真魚長明 「六ヶ所村ラプソディー」パンフに寄せて)

2012年11月08日

●みんなの力を貸してほしい。

志願して春から、ホットスポットと言われる地域で活動をしている。
最初の頃は線量計を持ってこまめに計っていたけれど、
だんだんそれも虚しくなるくらいに、東葛地域の汚染は想像以上のものだった。

このままでは、地域は分断されてしまう。

地域の中での、観測や考え方の違いですでに分断が始まっている。
汚泥の処理をめぐってはすでに受け入れ施設のある市町村と、
そこに受け入れを依頼する市町村との住民同士で、分断がある。

そのことが解決するためには、
千葉県としての最終処分場の設置計画の発表が必要になるが、
そうなればそうなったで、東葛地域の住民と南房総の住民との間で、
さらに深刻な分断が起こるのは間違いないだろう。

できることを、ひとつずつ、やっていくしかない。
西川きよし、みたい、だけど、それしかない。

ちば放射能対策支援ネットワークは、そんな思いで、スタートした。
みんなの力を貸してほしい。


チェルノブイリはいま、

どうなっているのか。

チェルノブイリ事故のあと、

ドイツの市民は、

環境政策をどう変えていったのか。


医師が見たチェルノブイリのいま

「事故後のチェルノブイリ・ドイツの環境政策」視察報告

報告者 土谷 良樹 医師(東葛病院)

11月21日 18時30分~20時30分

新松戸市民センター 参加費 :無料


主催・ちば放射能対策支援ネットワーク (crcn.info)
協力・東葛病院被ばく医療委員会 公共空間研究所(パブリックスペース・ラボ)