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2012年05月15日

●人間の尊厳と平等な権利を認め合った人間関係や社会を創り支えるという行動をしている市民

「[市民社会という言葉で]私が指すのは、人間の尊厳と平等な権利との相互承認に立脚する社会関係がつくる公共空間と、その不断の歴史的形成過程である。……それはひとつの批判概念であり、規範的な意味をも含んでいる。それは、人間の尊厳と平等な権利を認め合った人間関係や社会を創り支えるという行動をしている市民を指しており、そうした規範意識をもって実在している人々が市民なのである。それは、国内・民際のNGO組織に限るものではなく、都市に限らず農村も含めて、地域、職場、被災地などで自立的で自発的(ボランタリー)に行動する個人や、まだ行動はしていないが、そうした活動に共感をいだいて広い視野を形成している市民をも含んでいる。」

坂本義和『相対化の時代- 市民の世紀をめざして』

昨年、千葉大学の関谷昇さんのお話しをまとまって聞く機会に恵まれた。
公共論と題された連続講義だった。
市民社会、自治、参加、協働・・・。

ずっとずっと、反体制とか、反対運動とか、
反社会的なことに関わっている、と思っていた。

でも、そうじゃないんだ。
必要なのは、市民社会の実現なんだ。

震災と荒れ狂う原発を目前にして、方向性を失いそうなボクにとっては、
希望をもらった、というか、動機づけや意義づけを得て、
歩いて行く方向を確信する貴重な機会だった。

それから、およそ一年。
関谷昇さんの講演会に関わることになった。
みんなでむかうこれからの社会のビジョンを共有するためにも、
多くの人に関谷さんのお話を聞いてほしいと、心から思う。

域からはじまる思考と実践 わたしたちのくらしと市民社会


1.日時 5月19日 13時30分~15時30分
2.場所 まつど市民活動サポートセンター 大会議室
3.参加費 無料
4.内容 市民社会の実現に向けて、真の公共とは何か、市民社会とはどんな社会か、
      地域で出来ることは何か?などを学び、
      地域との関わる基本理念を形成していきます。

5.講師 関谷昇さん(千葉大学)
     国立千葉大学法経学部准教授。博士(法学)。
     専門は政治思想史・政治学。
     新しい公共の概念や、市民参加の必要性をわかりやすく解説。
     NPO 活動の推進に尽力し、松戸市協働のまちづくり協議会会長、
     松戸市地域のしくみづくり検討・検証委員会副委員長も務めている。
     千葉テレビ報道番組「NEWSチバ930」コメンテーター(月・木)出演中

地域デビュー講座・2)
地域からはじまる思考と実践 市民社会のこれまでとこれから


1.日時 6月2日 13時30分~15時30分
2.場所 まつど市民活動サポートセンター 大会議室
3.参加費 無料
4.内容 市民社会の実現に向けて、これまでどのような活動が行われてきたかを学び、
      今なお、どのような課題があるのか?今後どのように取り組んでいくのか?
      市民活動の歴史と展望を国内外の事例から探っていきます。

5.講師 栗原裕治さん(NPO法人千葉まちづくりサポートセンター)
     南カリフォルニア大学(University of Southern California)工学部卒。
     システムエンジニア。民間非営利シンクタンク「組織工学研究所」勤務を経て、
     イノベーション関連の民間コンサルタント会社を共同経営。
     NPO法を制定する市民活動に関わり、1999年に市民参加のまちづくりを支援する
     NPO法人千葉まちづくりサポートセンターの設立に参加。
     現在、副代表で、社会的事業者育成事業の責任者。
     ちばNPO協議会前代表幹事、市原市市民活動センター運営委員
     広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会幹事
     千葉市コミュニティビジネス推進協議会理事長
     里山シンポジウム実行委員会副代表 

【お問い合わせ・お申し込み】
まつど市民活動サポートセンター

TEL:047-365-5522 FAX:047-365-5636
Mail: hai_saposen@matsudo-sc.com


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