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2011年10月19日

●おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園とわれらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか

2007年12月23日、ボクはこのブログに冬至の日に「神楽ビデオジョッキー」というエントリーをこんなふうに書いている。

神楽が未だ在るコミュニティは、きっと健全なコミュニティなのだろう。親子や家族関係もまた同様だろう。それはもしかすると崩壊へと向かっているのかもしれないが、それでもなお機能している分、健全なのだ。山林の荒廃、コミュニティの崩壊、家族・親子関係の崩壊、神楽を維持させていくことは、信仰や芸能の問題にとどまることはない。これもまた、生き方の違いの問題であり、文明論なのだ。

その当時と今では、すでにボクたちの置かれている環境は大きく姿を変えてしまったけれど、だからこそいっそう、この列島の大地ともう一度繋がり直し、自然の法に沿って生きていかなくてはいけないのだと、強く思う。
この文明は今までのようには続かないだろう。だからこそ、ひとつ前の文明の姿を、学ぶ必要がある。
この列島の多様な環境の中で、営々と暮らし続けてきた先人たち、彼らがこの世界をどう捉え、どのように理解して生きてきたのか、次の文明を創造するために、一緒に見つめていきたい。

このサバイバルは一人ではできない。ボク一人では何もできない。
一緒に学び、活動する仲間が必要だ。
一緒にこの列島、この半島で、放射能や化学物質でボクたちが汚してしまった大地の中から、もう一度、新しい生き方を作り上げていこう。

……おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園とわれらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようでないか……

宮沢賢治「農民芸術概論綱要」



kaguraposter.jpg

この文明はいよいよ末期の姿を見せ始めています。
この文明を有機的に終焉させ、
新しい暮らし方を構築するために、
この列島に暮らしてきた人たちの自然信仰を、
各地に残る神楽から学んでいく講座を開催します。

自然と一体となった暮らしには、
祈りもごく自然に織り込まれていました。
私たちは今、もう一度その知恵を、
列島に残る神楽を通して学びたいと思います。
多くの方にご参加いただきたいと思います。
(連続講座ですが、各回ごとの参加も可能です。)

千葉地人協会連続講座・その1
三上敏視さん(音楽家・神楽研究家)をお迎えして
「神楽と自然信仰、この列島に生きた先人の精神性を学ぶ。」

10月 24日(月)「神楽とは何か 〜 全国の神楽を俯瞰する」
11月 21日(月)「辺境に残る霜月祭りとしての神楽」
12月 10日(土)フィールドワーク「遠山霜月祭り現地探訪」
12月 3日(土)フィールドワーク「中郷正八幡霜月祭り・現地探訪」(スケジュールが変更になりました。)
1月 16日(月)「宮崎県の霜月祭り系神楽「」
2月 20日(月)「神楽における鬼神・荒神その一」
3月 3日(土)オプションツアー「奥三河・布川花祭り現地探訪」
3月 19日(月)「神楽における鬼神・荒神その二・関東の神楽概論」

午後7時より 会場・稲毛・cafe どんぐりの木
参加費・各回2000円(ワンドリンク付き)
     フィールドワーク・オプションツアーは別料金(実費+α程度)
単一回のご参加も可能ですが、連続講座ですので、
原則として(オプション以外)通しでのご参加をお願いいたします。

  人が集団生活を始め、社会を構成すると、
  そこに共同の信仰が生まれ、
  みんなが集まるお祭りが始まる。
  神様を勧請し、神様と結びつき、ひとつの宴を催す。
  現在の日本列島には、何千もの神楽があるという。
  様々な形態に分かれてはいるが、
  深層部部分においては共通するだろう。
  連綿と受け継がれてきた、
  日本人の魂の切なる願いがそこには込められている。
   (三上敏視「日本列島の闇夜を揺るがす お神楽」より) 

三上敏視(MICABOX) プロフィール
愛知県生まれ、武蔵野育ち。現在札幌在住。音楽家/神楽・伝承音楽研究家・猿田彦大神フォーラム世話人・明治大学野生の科学研究所・魂の東北復興プロジェクト研究員(中沢新一所長)、多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員・
細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットメンバー。06年より多摩美術大学芸術人類学研究所(所長・中沢新一)特別研究員。
78年に札幌に移り、元はちみつパイの和田博巳を中心に結成されたバンド「QUOATAIONS」でギタリストとして活動するほか、自主製作映画グループ「銀河画報社」で山田勇男監督作品の音楽を担当。
フリースペース「駅裏8号倉庫」の運営に関わったり、「月刊宝島」の北海道情報員を担当するなどローカル&マイナーの世界で種々の活動をする。88年から5年ほどアイヌの文化運動の手伝いをして93年に別冊宝島『アイヌの本』を企画編集。日本気功の黎明期に関西気功協会(現・NPO法人気功協会)に関わり、94年に気功法「香功」のための音楽テープを製作、96年にはリラクゼーションや気功、太極拳などのためのCD『気舞』を発表。95年より細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加、97年より毎年このグループで伊勢・猿田彦神社の「おひらきまつり」に出演。その後発足した「猿田彦大神フォーラム」世話人として神楽調査を担当、全国各地の里神楽を見学して歩き、日本の音楽、芸能のルーツとしてその多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。その後も辺境の神楽にとりつかれ、音楽にも反映させるべく見て歩く。99年からモンゴロイドユニットに加わった高遠彩子をボーカリストに迎え、MICABOX名義で楽曲製作を開始、04年5月細野晴臣主宰のレーベル「daisyworld discs」からアルバム、MICABOX feat. Ayako Takato『ひねもす』をリリース。イギリスのアジア音楽専門サイト「Far Side Music」のトップ10で第3位。05年講談の神田山陽とのコラボレーションでは阪妻の無声映画「雄呂血」の活弁のための音楽を制作し、サッポロカルチャーナイト・道庁赤レンガ前広場で生演奏をする。04年7月世界に向けて放送された、NHK国際放送「Weekend Japanology」の「神楽」特集にゲスト解説者として出演。05年6月に韓国・晋州で行われる「仮面劇フェスティバル」にMICABOXとして高遠彩子とライブ出演。05-06年にかけて細野晴臣&東京シャイネスのメンバーとしてコンサートツアー。06年6月にイギリス・ロンドンで開催された「City of London Festival」に「日本発のモダンルーツミュージック」として招待され、ゲストの木津茂理と高木光介を加えてMICABOXの単独ライブを行う。07年2月、新しくできた国立新美術館の黒川紀章展のイベントでMICABOXライブ。国立新美術館のライブ第1号となる。07年3月、NHK-FMの特番、日本音めぐり「心のリズム、日本の太鼓」で神楽の太鼓の解説ゲストとして出演。07年3月、前年にイギリス、オランダでもリリースされた『ひねもす』が、英ワールドミュージック誌『SONGLINES』のレビューで4っ星を獲得。


cafe どんぐりの木
千葉市美浜区高洲1-16-46 ℡043(301)2439
JR京葉線稲毛海岸駅徒歩6分
JR総武線稲毛駅から海浜交通バス
1番バス停から3つ目の停留所「稲岸公園」からすぐ
車の場合、カフェの並び30m先にコインパーキングがあります。

↓お申し込みはこちらまで↓
http://soilsoulsociety.org/de_ren_xie_hui_%28jiuan_fang_de_ren_xie_hui%29/jiang_zuonoo_zhirase.html


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