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2010年02月20日

●安房の山は極メて高くして、さかし。

 いくつかの文献と伝説を頼りに探していた「役行者像」。
(地域の方たち以外には)知られることもなく、ずっとずっと安房の海と山を見続けてきたのだろう。
 ありえない偶然の連続から、やっと訪ねることができた(!!!!)。

 この安房の地には、顧みられることのなくなった(少なくなった)祈りのスポットが無数にある。
 高い山はないけれど、この地の山々を舞台とした房総修験のあともいくつも再発見してきた。

IMG_1092.jpg

 房総志料にこうある。

一、安房の山は極メて高くして、さかし。然レども、本州より望ムに、独、清澄山のみ見ゆ。其他はみへず。如何となれば、彼土、本州より一帯低ければ也。房総の界、市ヶ坂より彼地方直下見ゆるにて知べし。

 上総夷隅郡長者町に暮らす筆者が、上総・安房を遊歴し書き残した宝暦十一年の地誌「房総志料」。今でも教わることの多い貴重な資料だ。


 安房の祈りの場がある意味「破壊」もしくは「忘却」されている原因のひとつは、間違いなく安い石油による「自動車」の普及だろう。重力に抗して自らの身体をその高みまで運ぶことが大きな意味を持っていた祈りの場は、今では通り過ぎるか、または見下ろすような通過点にすぎなくなってしまった。

 アフターピークオイル、地域の再構成などとい言う言葉を口に出すまでもない。
 ボクたちはもう一度、大地や自然とコンタクトしなおさないとけない。大地に現れた聖なる吹き出物としての祈りの場をきっかけにして。

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コメント

おばんです、いやおはよう!かな?
オハナでの安房集い、ご縁ありがとう!
鬼泪山のこと僕もフォーカスしていきたい。
実はその想いが夏にやろうとしている
関東の光と影を子供らに届けるリヤカー旅を
決意させてくれた。安房の王に感謝!
ありがとう!詳しくはアメブログを見て。
ぜひ旅路に鬼泪山を訪れたい。
泉を子供らと感じたい。
実際の話しは、また直接したいので
メール連絡先ください。具体的なこと
話しあいたいので、よろしく!

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