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2009年05月31日

●地元のローカルなレベルで水の問題に取り組むということは

昨日は、いすみでの里山シンポ分科会があった。

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イノシシ、キョンなどの(言葉自体はけっして認めたくないけど)害獣の問題も、産廃残土の問題も、山や谷津を生活や生産、さらには祈りの場ではなくしてきたことに由来することを、改めて強く確認させられた。ホントに今こそ、ボクらはボクらが創りあげてきた「現代」という文明を、誰の責任なのかなんていう矮小な議論ではなく、地球に生きる人間全員の問題として検証しなくてはいけない。みんなで、今すぐに。

ネイティブ・アメリカンのなかの伝統派とされる人々は、自然界のなかのいのちあるものすべてが、偉大なる精霊の一部であったり、それとつながりがあるだけでなく、スピリットを持っていると信じています。彼らが、太陽や月、星たち、雨、風、水、地を歩くもの、地を這うもの、空を飛ぶもの、水の中を泳ぐもの、根を生やすもの——それが目に見えようが見えまいが、ありとあらゆるすべてのもの——に向かって祈ったり感謝を捧げたりするのも、そのためです。

北山 耕平「なぜ風をひらくのか」
 世界はひとつの水が循環しているひとつの流域であるというのは、ローカルと、またユニバーサルの両方の意味を含んでいます。今まで我々はそのように考えることがありませんでしたが、これはとてもいい考え方ですね。ですから地元のローカルなレベルで水の問題に取り組むということは、同時に世界的なレベルで水の問題に取り組んでいるということにつながっているんです。なぜなら世界はひとつの流域で、そこではすべての水がつながっており、循環しているからです。地元でそのように水の問題に取り組むということは、別に狭い活動ではありませんし、自分たちのことだけを考えているということではないんです。

ゲーリー・スナイダー「聖なる地球のつどいかな
2009年05月28日

●ポメラ

iPhoneを使い始めてから、Macbookを持ち歩くことが極端に少なくなった。

発売と同時にiPhoneを使っているが、iPhoneという新しいツールの凄さを、日を重ねるにつれ痛感している。
そんなボクのiPhone生活に、ポメラという強力なツールが加わった。
テキスト入力しかできない、という、ある意味、俳句的なツールなのだが、ATOK搭載、Thinkpadバタフライを思わせる折りたたみキーボード、起動時間の速さ、など、文章を書く人間にとってはたまらないガジェットなのだ。ポメラについては、他にも多くの人が書いているので参考にしてほしい。


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久しぶりに、ワクワクするようなガジェットに出会った。やるな、キングジム。

●鬼泪山の存在を守りたいと願う人のコミュニティーです

mixi鬼泪山コミュ発見。

千葉県富津市の鬼泪山の存在を守りたいと願う人のコミュニティーです。


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●鬼泪山「国有林」山砂採取に反対する連絡会 総会のお知らせ

鬼泪山「国有林」山砂採取に反対する連絡会 総会のお知らせ。



 富津市鬼泪山国有林104・105班から1億立方メートルもの
大量の山砂採取を許可するようにと、地元6事業者から土石審議会の開催を求め、請願が出され採択されました。
 これを受け、第1回「土石採取対策審議会」が今年1月27日に開催されましたが、審議委員の構成や審議内容など、納得いくものではありません。
 地球が誕生してから今日まで、大地が育んできた自然の山々は、私たち人間の営みに深く関わってきました。これらの自然環境は一度破壊してしまえば、二度と今と同じ環境には戻れません。国有林は国民の財産であり、守るものです。
 一人でも多くの方に伝え、考え、一緒に行動して、この計画をやめさせていきましょう。
 連絡会を立ち上げのときに賛同してくださった方、会員になっている皆さん是非お集まりください。


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日時:6月6日(土)13:30~16:30
場所:市原市勤労会館(youホール)2階会議室4
市原市五井8187-1 ☎0436(25)0125
JR内房線「五井駅」東口下車し、徒歩15分
市原市中央図書館、保健福祉センターの隣
総会 :13:30~14:20
学習会:14:30~16:30
「空から見た山砂採取の現状」 講師:佐久間 充(さくま みつる)
プロフィール
昭和40年代から君津地域の山砂採取問題を取り上げ、健康被害などの調査研究を続けてきました。
著書に「ああダンプ街道」「山が消えた-残土・産廃戦争-」など。
1937  君津市生まれ
1962  東京大学・健康教育学科大学院修了(保健学博士)
1993  女子栄養大学教授

2009年05月27日

●千葉が山砂採取ですごいことになってるんだが

こんなの見つけた。

2009年05月26日

●「わかった、二段許す」

もしかして、ボクも・・・、あれ・・・。
ちょっと不安になって(ウソだけど)確認してみた。
あった。

子どもの頃、よくこんな話があった。
なんだか、妙に懐かしい。
けど、県知事がこんなじゃなぁ。

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「剣道2段」森田健作知事に免状なし…40年以上も“自称”


 今年3月に初当選した森田健作・千葉県知事が、全日本剣道連盟から免状を受けていないのに、40年以上も「剣道二段」を名乗っていたことがわかった。森田知事が21日の記者会見で認めた。

 森田知事は、高校1年生の頃に最高位に当たる「範士」の先生から腕前を認められ、「わかった、二段許す」と言われたと説明。「ですから私は剣道二段だと、四十数年、言ってきたんです。その思いは変わりません」と話した。

 「今後も剣道二段を名乗るか」という質問には、「四十数年、指摘されたことはなかったので、私の思いはそういうつもり」と答え、継続する考えを示した。

 森田知事は、知事選に立候補を表明した1月に、記者会見で「剣道二段」と話し、各紙の候補者紹介の記事などに掲載された。

 文部科学省認定の財団法人・全日本剣道連盟によると、ほかの任意団体もあるものの、一般的に剣道の有段者は同連盟の段位審査会に合格し、登録料を支払った人のことを指す。登録料は都道府県ごとに異なるが、二段は数千円という。

(2009年5月21日22時41分 読売新聞)

2009年05月22日

●絵画は奇蹟をおこさなければならない。

このところ、慌ただしい日々が続いている。

その忙しさの原因の多くは、いわゆる経済とは関係しないものなのがなんとも複雑だが、住民運動や市民運動というものがホントに時間食いだということはどうしようもないことでもある。民主主義というものは時間をかけて協議するものだということを身をもって学んでいると言えば聞こえはいいだろうか。

昨日は、一日がかりで、県交渉〜記者会見、今日は年に一度保健所が行う業態検査と役人相手の日が続いた。
テトラスクロールは飲食店営業と菓子製造の二つの営業許可を持っているので、業態検査は避けて通れない大事な行事なのだ。
業態検査に関して、ボクらが知らされるのは「日にち」のみで、朝来るのか夕方来るのかは知らされない。そのため一日単位で時間を作らなければならないのだが、今年は昼前には終わったので、午後に久しぶりに自由な時間ができた。ゆっくりしてればいいんだろうが、「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」開催中の川村記念美術館を目指し、佐倉へ向かった。

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着くなり、シナガチョウの大歓迎を受け、しばしリラックスタイムを満喫、安房の自然と違い管理された自然がひろがる庭園を心地よく思う自分に驚きながらも、どうやら今まで経験したことのない状態に自分があるんだということを改めて実感した。そういえば今日は44才の誕生日だった。ボクはよく人生半分、折り返し地点を過ぎたと言うけど、88まで生きるなんてことは絶対にないだろう。


絵画は奇蹟をおこさなければならない。


マーク・ロスコ

ロスコのシーグラム壁画を見ながら、いろんなことを感じ、思い、考えた。
ホントにいっぱい感じ、思い、考えた。
ホントにいっぱい。

2009年05月21日

●房総半島の森や大地、そして石器時代からこの土地に生きてきた先人たちに

今日は、知事選後発の県交渉のために県庁へ。
「公務多忙」のため、肝心の森田知事との面談はかなわなかったが、県商工労働部長と面談することができた。

ボクは、要望書の代わりに、昨年のシンポジウムでの集会宣言をを読み上げ、申し入れに代えた。
面談冒頭、それを受けて商工労働部長が、「自分は○○の出身だが、小さい頃親と一緒に薪を取りに入った山が、今はもう無い。必要な山砂採取もあると思うが、個人的には悲しい」と語ったのがとても印象的だった。


鬼泪山国有林を考えるシンポジウム 集会宣言

今、鬼泪山に広がる国有林が山砂の採取のためにその姿を消そうとしています。

私たちは、そのことに心を痛め、なんとかして止めたいと思っています。

けれど、山砂業者の方々や、推進派の議員を糾弾するつもりはありません。

これは、私たち自身の問題であり、私たちのライフスタイルや、

私たちの文明の問題だと思うからです。

安房から都心に向かうときに高速道路から見える、

山砂採取によって姿を消し、砂漠のようになった浅間山の跡地、

そして、アクアライン建設のために、山肌を大きく削られた鬼泪山の姿。

この光景を目にしたときに覚える違和感はいったいどこから来るものでしょうか。

 
気がつけば、あそこにもここにも、無惨に切り刻まれた山々の姿がいっぱいです。

今回の鬼泪山国有林の問題にストップがかけられたとしても、

問題の根本に目を向けない限り、代わりにどこか他の山が削られることでしょう。

この問題は、 私たち自身の問題であり、

千葉県全体、そして日本全国の問題なのです。

 
私たちが想像もできない長い時間をかけて育まれた大地。

その大地が、私たちにとってはまさしく母親のような存在であるということ。

プエブロ・インディアンの女性は、こう言います。

「土器の土を大地から分けてもらう時に、彼女の許しを乞うんです。」

 
私たちは利便性を追求するあまり、この惑星(ほし)でどう生きればよいのか、

という、なによりも大切なことを忘れてしまったのかもしれません。

 
私たちが今、忘れてしまった大切なことを思い出すためにも、

この鬼泪山国有林の問題を、私たち自身の問題として考えて行きたいと思います。

子や孫、さらにその子や孫たち・・・、私たちに続く世代のためにも、

房総半島の森や大地、そして石器時代からこの土地に生きてきた先人たちに

最大限の尊敬を保ち続けることをここに誓い、

安房・鬼泪山国有林を考えるシンポジウムの集会宣言とします。

2009年05月15日

●500マイルの見知らぬ街へ

ひとつ ふたつ みっつ よっつ 思い出数えて 500マイル


2009年05月14日

●世界中があなた方の行動を見守っています

 日本の皆さん、あなたがたは世界から尊敬も友情もそそがれる民主主義の国の人です。しかも、軍事政権下にあるビルマ(ミャンマー)と非常に深い関係を持っています。そういう日本が、ビルマの人たちを助けるために何をするのか、それとも何もしないのか。どちらにしても、ビルマへの影響はとても大きいのです。世界中があなた方の行動を見守っています。———ジェーン・バーキン 

政治囚支援協会(AAPP) インフォメーション・リリース

2009年5月14日

アウンサンスーチー氏、インセイン刑務所に収容される

(タイ・メーソット発)政治囚支援協会(AAPP)は本日〔2009年5月14日〕、アウン
サンスーチー氏、キンキンウィン氏とその娘のウィンママ氏(以上2人はアウンサン
スーチー氏と同居する国民民主連盟(NLD)党員)、そして米国人男性ジョン・ウィ
リアム・イェットー氏が、国家保護法22条違反容疑で起訴されたことを確認した。起
訴内容は、アウンサンスーチー氏の自宅軟禁に関して定められた規則や規制に違反し
たことに関連する。4人はインセイン刑務所敷地内の特別法廷に出廷し、起訴内容を
告げられた。

本日、裁判官が法廷で起訴内容を読み上げた。裁判官による質問は行われなかった。
裁判官は被告4人に対し、5月18日に再び出廷するよう命令した。法廷はインセイン刑
務所敷地内にある。審理を進めたのはラングーン西部管轄担当判事のタウンニュン氏
とニーニーソー氏で、法務顧問のミンチャイン氏も同席した。被告側には代理人をつ
けることが認められた。弁護士はチーウィン氏とフラミョーミン氏である。

米国人のジョン・ウィリアム・イェットー氏は出入国法違反でも起訴されたが、詳細
はわかっていない。この罪状での起訴に関連して、イェットー氏は別途出廷した。

最新情報によれば、アウンサンスーチー氏、キンキンウィン氏、ウィンママ氏はアウ
ンサンスーチー氏の自宅には戻っていない。3人は現在、インセイン刑務所に収容さ
れている。

アウンサンスーチー氏、キンキンウィン氏、ウィンママ氏は、14日早朝、武装警官に
よってアウンサンスーチー氏の自宅からインセイン刑務所まで連行された。

ジョン・ウィリアム・イェットー氏は今朝、出廷するためにアウンタパヤー警察尋問
センターからインセイン刑務所まで連行された。

2009年05月12日

●今さら外には出たくない

今さら外には出たくない 誰かが迎えに来ても
部屋の中で今はもう慣れた
一人きりでボンヤリ外を眺めてるだけ


今まで何度もこの唄に救われてきた。
昨日から、今日まで、何度も聞いた。


2009年05月07日

●モノを買った時にモノを所有したつもりになる

安房地人協会(awa soil and soul society)では、
この3月より、連続講座(ワークショップ)
「地球に生きる人ワークショップ」をスタートいたしました。
様々な講師の方をお招きして、この惑星(ほし)の暮らし方、
古くて新しい第三の生き方・・を、探していこうと考えています。

初回の佐久間充さん、二回目の柳和子さんと、
素晴らしい人を見て、話を聞くことの素晴らしさを痛感しました。

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第三回目は5月16日、テトラスクロールに於いて、
残土・産廃問題ネットワーク・ちばの活動で朝日新聞社の
「明日への環境賞」を受賞されたこともある、
藤原寿和さんをお招きし、「循環と共生」と題して行います。
山砂採取や産廃の問題、化学物質や公害の問題、
すべてボクたちのライフスタイルの問題です。
現実を知ることからしか変化は始まりません。
一緒に学びましょう。


地球に生きる人ワークショップ第一期第三回
「藤原寿和さん・循環と共生」
5月16日(土) 13時30分から
参加費 1000円(200awa使用可)

お申し込み・お問い合わせは、
安房地人協会 info@soilsoulsociety.org 


インタビューより引用)
その通りで、そういう社会システムを作る上で、消費者としての意
識改革、それは所有から共有へと言いますか、所有欲あるいは物欲
と言っても良いと思いますが、我々は豊かになるということはモノ
をたくさん所有するんだという発想が結局はゴミを多く作リ出して
いるというライフスタイルになってしまったわけで、自動車が多く
なったために自動車公害問題が出てきたり、交通問題とかゴミ問題
とかが派生しているわけで、モノをできるだけ所有でなく使い回し
をしていく、そのためには共有しようじゃないかという発想です。
今、ヨーロッパで、たとえば車でもマイカーじゃなくてレンタカー
方式でいこうとかの形です。
そういうことをすることによって、資源の浪費も軽減されていくこ
とになります。それと私たちはモノを買った時にモノを所有したつ
もりになるわけですが、良く考えてみると、その所有したモノの製
品情報について果たして所有しているのだろうか? 実はしていな
いんです。これは何で作られているのか? 塩ビが使われていた
り、捨てられる時に燃やされたらダイオキシンが発生しちゃうと
か、ほとんどの人が情報を知らされていないのです。だから、良い
モノかどうか分かっていないんです。所有しているとも言えないの
です。ただ、そのモノの使用価値にお金を払って買っているのに過
ぎないんじゃないか。だから、使用済みになったら捨てる。じゃあ
その先、廃棄されたモノの所有権はどうなるのか? 捨てられてい
るから、放置されているからと勝手に使っていいのかというと、放
置されたと思われる自転車を修理して使って窃盗罪でつかまった議
員がいましたが、日本の法律では廃棄された後のモノの所有権が
はっきりしていないのです。そこを変えなきゃいけないんですね。

藤原寿和さん・プロフィール
1970年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。「東京・水俣病を告発
する会」結成に参加。72年東京都庁公害局(現環境保全局)
就職。スモッグ、六価クロム、「ゴミの島」問題に取り組む。84
年「廃棄物を考える市民の会」結成。85年「東京湾フォーラ
ム実行委員会」結成。89年「地球環境と日本の役割を問う国
際市民会議」参加。93年「古紙問題市民行動ネットワーク」
「廃棄物処分場問題全国ネットワーク」運営委員。95年「止
めよう!ダイオキシン汚染・関東ネットワーク」事務局長。他に、
神奈川県大磯町の環境衛生運営委員会委員、青森県浦村産業廃棄物
処分場検討委員会専門委員などの委嘱。また、日の出町谷戸沢処分
場周辺の水質調査にも参加。05年残土・産廃問題ネットワー
ク・ちばの活動で朝日新聞社の「明日への環境賞」を受賞。「廃プ
ラ燃やすな!市民協議会」結成に参加.。07年ダイオキ
シン国際NGOフォーラム実行委員会委員長に就任。
共著『ゴミ問題の焦点』(緑風出版)、『提言 東京湾の保全と再
生』(日本評論社)、『水の時代をひらく』(LGC総合研究
所)、『地球環境事典』(三省堂)、『道路環境アセスメントへの
住民対応マニュアル』(武蔵野書房)、『環境自治体の創造』(学
陽書房)、『ブックレット 塩ビは地球にやさしいか』など。