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2009年03月31日

●「完全無所属」実は「自民支部長」

YOMIURI ONLINEより。

「完全無所属」実は「自民支部長」…千葉知事当選の森田氏


 千葉県知事選で100万票余を獲得して初当選した元衆院議員の森田健作氏(59)が、現在も東京都の自民党支部長を務めていたことがわかった。

 森田氏は、政党と距離を置く「完全無所属」をアピールして無党派層の支持を集めており、一夜明けた30日の記者会見で「近く支部を解散したい」との考えを明らかにした。

 森田氏が支部長を務めるのは、自民党東京都衆議院選挙区第2支部(東京都中央区)。森田氏が参院議員だった1995年1月に設立された。衆院議員に転じた森田氏が2003年10月に辞めた後も、支部は存続している。

 収支報告書によると、支部長の登録は本名の「鈴木栄治」。04~07年には計1億6185万円の企業・団体献金を受け、同時期に計1億5030万円を、同支部と同じ事務所で、森田氏が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していた。使途については、「知事選には使っていない。知事選に無所属での出馬を決意する前に、自民党候補の応援などのために使った」と釈明した。

(2009年3月30日14時20分 読売新聞)


「これからうそをついてはいけないよ。
 悪いことをすれば、かならず自分にかえってくるからね」

 ウサギはこころからはんせいしました。

 おしまい(いなばのしろうさぎ)

●道間違えて事故った

asahi.comから。

PAC3車両、道間違えて事故った 秋田で立ち往生

 30日午後10時20分ごろ、北朝鮮の「弾道ミサイル」対策として配備中の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)部隊の発射機を載せた大型特殊車両が、秋田市新屋町の野球場「こまちスタジアム」入り口にある照明灯の土台ブロックと接触。車両はブロックに挟まったまま約3時間半、立ち往生した。31日午前1時50分ごろ、動き出し、同2時ごろ、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場へ着いた。

 秋田県警などによると、部隊は弾道ミサイルの破壊措置命令を受け、航空自衛隊浜松基地(浜松市)から新屋演習場へ移動中だった。事故を起こした車両は道を誤ったという。

 航空自衛隊によると、新屋演習場には発射機3基を移動した。設置を終え、同日午後にあった報道陣への公開では2基が確認された。


微笑ましい、というか・・・。

●「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」

安房地人協会からのお知らせです。

明日から4月、新たな気分でいきたいところですが、
県知事選は残念な結果になりました (-_-#)
房総半島の自然を守るために気を引き締めていきたいところです。

安房地人協会(awa soil and soul society)では、
この3月より、連続講座(ワークショップ)
「地球に生きる人ワークショップ」をスタートいたしました。
様々な講師の方をお招きして、この惑星(ほし)の暮らし方、
古くて新しい第三の生き方・・を、探していこうと考えています。

第一回目に佐久間充さんをお招きして行った「山が消えた」に続いて、
第二回目のワークショップが4月18日に開催されます。
「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」と題して、
白浜海洋美術館・館長の柳和子さんと、
Synonym Vita Fabricaの眞々田淑江さんを講師にお招きいたします。

(一戦場体育館にて)手紡ぎの実習
〜(一戦場公園にて・かまどの火・森の家による)ランチタイム
〜(江見圃場にて)ワタ畑の種まき
〜(テトラスクロールにて)房総の女性たちの手仕事、
 特にワタの栽培から手紡ぎ手織りの仕事に関して、
 当時の作品を見ながら柳和子さんにお話しいただきます。

房総の女性たちの暮らしぶりにアクセスする貴重な機会です。
奮ってご参加ください。

地球に生きる人ワークショップ第一期第二回
「棉(わた)から糸へ ワタ畑ワークショップ」
4月18日 10時から(9時30分・一戦場公園集合)
参加費 4000円(ランチ込み・1000awa使用可)

お申し込み・お問い合わせは、
安房地人協会 info@soilsoulsociety.org 050-5534-7421 まで。

2009年03月24日

●今後もさまざまな故障、トラブルに遭遇することが予測される

毎日.jpより。

原子力白書:異例のトラブル遭遇を予測 六ケ所村言及

 政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)は24日、08年版の原子力白書を公表した。トラブル続きで操業開始が大幅に遅れている日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)について、白書は「今後もさまざまな故障、トラブルに遭遇することが予測される」と言及、トラブル発生を前提としたような表現は異例で、「安全性を軽視している」との批判を呼びそうだ。

 白書の総説にあたる「概観」で、今後の課題の一つとして挙げ、「安全の確保を前提として確実に克服していくことが必要」と求めた。

 同工場は、全国の原発で使い終えた核燃料からプルトニウムなどを取り出し、残りの高レベル放射性廃液をガラスと一緒に固める。92年に着工、00年に操業開始予定だったが、技術的なトラブルが続出し、完工前試験が中断したままで再開のめどが立っていない。

 商業レベルの再処理施設は英仏露印で稼働中だが、国内では初の取り組み。07年の白書は「間近に控えた本格操業に向け、トラブルを克服しつつ慎重に準備が進められている」と書いていた。

 事務局の内閣府は「海外でも操業開始には苦労しており、簡単にうまくいくとは言えない。しっかりやってほしいという願いを込めたもの」と説明している。【山田大輔】

「願いを込めたもの」じゃ困るんだよ。

2009年03月16日

●すべての学校給食をオーガニックにしよう



農薬や化学肥料による食物汚染が、子ども達の未来を脅かす。

すべての学校給食をオーガニックにしようと、ある小さな村が立ち上がった。

フランスでは年間76,000トンもの農薬が使用されている。

子ども達の未来を脅かす、この現実と向き合ったバルジャック村のエドゥアール・ショーレ村長は、
すべての学校給食をオーガニックにするという前例のない試みに挑戦した。

人々の健康よりも企業の利益を優先することで起こっている環境や食品、
身体への影響を、カメラは記録する。あなたの食卓は安全ですか?

(未来の食卓 イントロダクションより)


昨日、高速バスで上京した。
目的は、一本の映画と、一本のスライド&トークショー、そしてひとつの壮行会。

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フランス映画祭の一作品として上映された「食卓の未来」を見た。
この国に暮らしていると、化学物質について考えないようにリードされているため、その存在をついつい忘れがちになるが、放射能と同じようにボクたちの文明が開けてしまったパンドラの箱「化学物質」とそれがもたらす健康被害、環境被害、そして精神の被害について、真剣に考えていきたいと思う。


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上映後に行われた、ジャン・ポール・ジョー監督とポタジエのオーナーパティシエ・柿沢安耶さんのトークも、時間は短かったが重要なキーワードがいっぱいで、とても面白かった。


この映画でもガンや不妊症と化学物質の関連、そして化学物質による環境被害について語られているが、安房地人協会の「地球に生きる人ワークショップ・第一期第三回」においても「有害化学物質から子どもの健康を守る千葉県ネットワーク」代表の藤原寿和さんをお招きして、「循環と共生」と題してライフスタイルの見直しと現実認識を行いたいと思っている。

また、「地球に生きる人ワークショップ・第一期第四回」では、「食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦」の翻訳をした堀口博子さんをお招きして、「こどもと食と農」を探っていきたいと思っている。

2009年03月11日

●安房地域 耕作放棄地は1000ヘクタール超

安房のローカル紙「房日新聞」から。

耕作放棄地の解消を目的とした「第2回安房地域遊休農地対策会議」(県安房農林振興センター主催)が9日、館山市の安房合同庁舎であり、安房の耕作放棄地が1056・7ヘクタールに及ぶ調査結果などが報告された。
耕作放棄地の全体調査は、遊休地の解消のため全国一斉で行われた。安房では、8月上旬から11月下旬により各市町で実施された。
調査結果は、耕作放棄地を3つに区分。「草刈りなどで直ちに耕作可能な土地」は610・9ヘクタール、「基盤整備などで農地に利用すべき土地」は236ヘクタール、「原野化しており、農地として復元が不可能」が209・8ヘクタールで、耕作放棄地はトータルで1000ヘクタールを超えた。
平成17年の農業センサスによると、安房地域の農地は1万1243ヘクタール。そのうちの約1割が耕作放棄地という計算で、その約8割は農地として今後利用することができる土地とされた一方、残り2割はもはや復元不能と判断された。
市町や農業委員会、農協などの関係団体を集めた会議では、調査結果が報告された後、そのような遊休農地を誰がどのように、何を栽培するのかなど解消計画について話し合われた。
解消計画について出席者からは、「水田の活用計画は転作問題もあり難しい」「担い手協議会との連携を図りたい」「景観、食用、切り花と幅が広いナバナを作物の中心に考えている」などの意見が上がっていた。

ボクが安房に来たころ、畑を借りたいと思っていてもなかなか貸してもらうことができなかった。
「都会の人には無理!無理!!」と言われ続けたが、目の前には、荒れたかつて畑だった荒地が広がっていた。
どうにか借りた畑を、まあなんとかやっている姿を見て、少しずつだけれど信用も獲得し、どうにかこうにか今のような暮らしができあがった。

今、ボクたちの前にある食糧問題は、じつのところ食糧「価格」問題であり、国内の自給率の問題も、じつのところ国内の経済の問題だったりする。

もう、ほんとうに・・・。
ボクたちの生き方を考え直さないいけない。

……おお朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらのすべての田園とわれらのすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術を創りあげようではないか……

2009年03月07日

●地球に生きる人ワークショップ「山が消えた」

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 千葉県中西部では、この四〇年間に約六億立方メートル、つまり一二億トンの山砂を採取して、首都圏に供給してきた。その山砂で東京だけでも一三〇〇を越す高層ビルが建ち、東京湾の五分の一が埋め立てられ、その埋め立て地には「京浜」「京葉」という世界有数の工業地帯や三つの製鉄所、臨海副都心、羽田飛行場、東京、横浜、千葉などの港、十五万人がすむ千葉海浜ニュータウン、ディズニーランドなどが出現した。
 しかしバブル景気が終わってみると、この地方からは山がいくつも消えていた。そして何千ヘクタールという更地や断崖がいたるところに放置されたが、やがてそこへ首都圏からの膨大な量の残土や産業廃棄物が運び込まれ、以前の砂山と同じ大きさの廃棄物の山が築かれ、そこからは有害な物質が検出されている。


佐久間充「山が消えた―残土・産廃戦争 (岩波新書)」(2002年)

地球に生きる人ワークショップ 第一期第一回
佐久間充さん「山が消えた」
3月28日13時から テトラスクロール(南房総市和田町和田447)
参加費 1000円 お問い合わせ 安房地人協会(info@makaoyate.org)


佐久間充さんオフィシャルサイト 山が消えて山ができた
安房地人協会

2009年03月05日

●連帯・連携、そして交流を

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昨年、テトラスクロールに成田圭祐さんを招いて行った「インフォショップのつくりかた」でも紹介されていた、ポーランド・ポズナンのロスブラット・スクワットが存続の危機にあるらしい。



ロスブラット・スクワットは、性別も年齢もいろいろなアナキストやパンクスがゴチャっといて、みな気さくで、ばかデカいコンサート・ホールもあるし、ライブラリーはしっかり整っているし、サッカーチームがあったり、ポーランドのAK PRESSとも言えそうな立派な出版社まであって、ほんとうに素晴らしい自主管理スペースだった。これが失われるとしたら、本当に痛い。

IRREGULAR RHYTHM ASYLUM Blog: ROZBRAT SQUAT


ROZBRATスクワット声明

ROZBRAT SQUAT
ロスブラット・スクワット
(ポーランド・ポズナン市)

ROZBRATスクワットの誕生は約15年前。ポーランドで最も古いスクワットです。現在、約20人ほどがROZBRATに居住していますが、スクワットの運営や活動に携わるROZBRATコレクティヴではさらに多数の仲間が協同しています。住居として以外に、ROZBRATはアナキスト・フェデレーション(連合)を中心にアナキスト・ムーヴメント全体として主催する社会/文化/政治などあらゆる分野の活動が活発に行われているセンターとしても機能しています。

一つの居住プロジェクトとして始まったROZBRATは年間通じてたくさんのイベントを開催し、現在の社会/政治/文化センターに成長してきました。ライヴ、パーティー、展示会、講演会、ピクニック、議論、スポーツ大会、そして何よりも無数のデモや抗議行動を組織してきました。自らの自律空間の中に押し止まることなく、あらゆる搾取や抑圧、資本主義、社会統制、ファシズム、セクシズムとは無縁の、より良い現実を実現するためのあらゆる新鮮なアイディアにオープンでいるフリースペースです。労働者のストライキから権力との闘いまで、地元のあらゆる抗議行動に参加し、さらには、性、人種/民族、そして経済の弱者達の闘いにも幅広く連帯し、参加しています。

ROZBRATにはアナキスト・ライブラリー、およびポーランド最大のアナキスト出版・流通組織が存在します。また、アナキストやアナルコシンディカリスト・グループの会議や総会などの会場として機能することも頻繁にあります。ROZBRATはポズナンだけでなく、ポーランド東部全体のインディペンデント・カルチャーの中心地であります。ここでの活動や行動は、商業化された世界では実現困難なものが多いと言えるでしょう。システムとあらゆる経済状況の外側からの寄付、助成金、スポンサーに頼らず、自分自身のために、自立した思考を増殖させるために、社会意識を構築するために独立した社会/文化活動に基盤を置いた空間作りを行っています。

ROZBRAT誕生から長年、強制排除の警告は続いていたものの、それほど急迫したものでもありませんでした。平和な時代は2008年1月に、突然、電気ドリルの音と共に崩れ去りました。

2008年1月、借金の取り立て屋が警察と裁判所からの礼状を伴って、スクワットの入り口の鍵を電気ドリルでこじ開け、スクワットの敷地の一部の土地を査定していきました。ROZBRATの敷地は、別々の3人が所有する3つの所有地にまたがっています。その中で最大の面積を所有していたのは、約15年前に銀行から巨額ローンを受けた直後に消滅した会社でした。銀行は、土地を競売にかけて巨額ローンを取り返そうと目論んでいます。しかし、土地はすでに15年間もROZBRATが占拠し続けてきているのです。ROZBRATの土地競売が、今や現実的なものとなってしまった緊急事態を多くの仲間、支援者、そして同志に発信しました。それから7ヶ月間経った現在、まだ競売は行われていません。しかし、まだまだ油断できません。

2008年1月の借金取り立て屋の訪問以来、出来るだけ広範囲にROZBRATの切迫した事情を知らせる決意をしました。これまで、ROZBRAT救済のイベントに駆けつけてくれた何百人もの仲間、多くの同志からの激励の訪問、世界中の同志からの温かい支援に感謝の意が絶えません。最近、バーとコンサート・スペースを改修し、今後においてもより多くの連帯イベントを予定しています。

決定的瞬間は確かにやってくるかもしれません。しかし、最期を意味する瞬間ではないことを、ROZBRATの全員は信じています。自由と自律は決してそう簡単に消え去るものではないことを信じています。

ROZBRATの意志を出来るだけ多くの人に届け、出来るだけ多くの人にROZBRATとの連帯・連携、そして交流を呼びかけます。共に楽しみ、重く垂れ込む暗雲を吹き飛ばしましょう。決定的瞬間がやってくる時、多くの仲間と同志がROZBRATと共にいてくれることを信じています。

ROZBRATスクワット声明
2009年1月15日

今朝、鍵師、土地査定人、そして警察がROZBRATを訪れた。交渉の末、土地査定人のみ、敷地内への進入を承諾した。土地査定人は土地を撮影していったが、建物の内部への進入は一切拒否した。1年程前に行われた査定は、再検討の必要が出てきた、とのこと。前回の査定額はおよそ600万ズロティ(150万ユーロ=1億7千500万円)だと判明した。今朝の再度の査定額は、前回のそれを上回るものになることだけは現時点で明らかである。また、土地の競売は3ヶ月以内に行われる恐れがあることも知らされた。決定的瞬間、そして決定的行動の瞬間がやってくる時、真っ先にあなた達に伝えます。

皆は一人のために、一人は皆のために!
抑圧された全ての空間とROZBRATは連帯する!

ROZBRAT SQUAT
Pulaskiego 21a
Poznan, Poland
www.rozbrat.org

2009年03月04日

●現実を受け入れないかぎり自由を手にすることができない

 「里の在処」「戦争という仕事」などの内山節さんの新著「怯えの時代」が良かった。


 現代人は確かに自由なのだと思う。もちろん世界のさまざまなところに、自由を圧殺された人々がいることを私は知っているし、それが国内問題であることも知っている。しかし、あえて私は現代人は自由だという。なぜなら、現代の自由は、現実を受け入れる他なかった喪失の先に現れてくる自由でしかないからだ。私たちには携帯でメールを打ちつづける自由がある。テレビのチャンネルを思うがままに変える自由がある。今日の夕食を好きなように決める自由がある。ただしそれは携帯電話がつくりだしたシステムを受け入れることによってだ。テレビというメディアを受け入れることによって、だ。サイフの中身という現実を受け入れることに、よって、だ。
 現実を受け入れないかぎり自由を手にすることができないという包囲された世界のなかの自由が、私たちにはある。そして現実を受け入れたとき手にしなければいけないもうひとつのものは、喪失。その代償のもとに獲得されたのが現代人の自由。

怯えの時代」 内山節

 これから私たちは「連帯」という言葉を少しずつ取り戻していくことになるだろう。
そこからしか未来は語れないからである。何と連帯するのか。連帯の意味とは何なのか。

怯えの時代」 内山節


 「恐慌前夜」ともいえる今、システムに頼らずに生きる(離脱して生きる)ためにも、一読をオススメする。

2009年03月03日

●有機的に資本主義を終結させよう

オルタ」最新号(特集・恐慌前夜)がとてもいい。

「世界はいかに再編されていくのか?」、急激に社会システムの綻びが露呈する今、考えさせられる内容となっている。
特集や、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんのインタビュー「ローカリゼーションの持続可能性」も良いが、イレギュラー・リズム・アサイラム成田圭祐さんのグラフィック連載が何より素晴らしい。

彼の文章にドキリとさせられるのは、これが始めてではなく、
「EXPANSION OF LIFE no.15」の扉の文章にも、
子どものころ、「宝島」を読んだときのよう、ワクワクしたのを覚えている。

今回は「eco(End Capitalism Organically = 有機的に資本主義を終決させよう)。
これがホントにいい。

この夏、地球に生きる人ワークショップ第二期のプログラムとして、成田圭祐さんを招いて「有機的に資本主義を終結させよう」を行おうと思う。詳細は追って。


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●畑はもう春

寒い朝、今年一番の冷え込みかなぁ。
さすがに海に行くのも少し及び腰になる。
けれど、野や畑を見れば、そこはもう春。
房総半島は季節の変化がダイナミックな土地ではないけれど、
それでもやはり冬から春への変化には心が躍るものだ。

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土筆と目覚めたばかりのカエル



 自然の季節に早いところとおそいところとはあっても、季節のおこないそのものは毎年規律ただしくやってきて、けっしてでたらめでない。ちゃんと地面の下に用意されていたものが、自分の順番を少しもまちがえずに働きはじめる。木の芽にしても、秋に木の葉の落ちる時、その落ちたあとにすぐ春の用意がいとなまれ、しずかに固く戸をとじて冬の間を待っている。まったく枯れたように見える木の枝などが、じっさいはその内部でかっぱつに生活がたのしくおこなわれ、来年の花をさかせるよろこびにみちているのである。あの枯枝の梢を冬の日に見あげると、何というその枝々のうれしげであることだろう。

高村光太郎「山の春」

●海辺の景色

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2009年03月02日

●海辺の景色

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