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2009年01月19日

●土石審という茶番をゆるしてはいけない。

昨年から、鬼泪山の国有林を山砂採取のために払い下げようという動きがある。ここでもその問題には常々ふれてきたが、今月27日、ついにその是非を決める土石審(県土石採取対策審議会)が開かれる。



 富津市の鬼泪山(きなだやま)国有林の山砂採取計画を巡り、事業の妥当性などを検討する県土石採取対策審議会(土石審)が27日、千葉市内で開かれる。開催は1999年11月以来となる。地元への経済効果をアピールする業者側は事業の早期着手を目指している。一方、環境悪化などを懸念する地元住民らは反対の姿勢を鮮明化させている。県は79年以降、国有林からの山砂採取を原則認めておらず、同審議会が出す結論と県の対応が注目される。(福井浩介)

 鬼泪山は鹿野山系の一部で、県内では貴重な良質の山砂資源が残っている。計画では、地元の山砂採取事業者6社でつくる「きなだ国有林同業会」が、館山道富津中央IC近くにある鬼泪山から山砂約1億立方メートルを採取する。東京ドーム約80杯分に相当する量で、この山砂は生コンクリート用の骨材や住宅地の埋め立て材などの建築資材として供給される。

 業者側が早期着手を求める背景には、山砂採取業界が存亡の危機に立たされている厳しい現状がある。2007年4月から始まった羽田D滑走路の埋め立て事業により、県内の山砂が急速に枯渇しているという。同業会の青木達郎会長(72)は「会を設立した10年前には10社あった業者は操業困難となり相次いで撤退した。現在では6社に減った」とため息をつく。山砂採取による経済効果を強調する業者側は、地域貢献の一環として、富津市と君津市に寄付金を出すことなども検討している。

 今回の土石審は、こうした業者側の請願を県議会が採択したことで開催が決定した。15人の委員の中には、請願の紹介議員となっている自民県議4人のほか、県内の土石・運輸業界幹部3人も加わっている。

 一方、地下水源や漁業に悪影響を及ぼすとして反発を強める地元住民は25日にも「反対する会」を結成し、堂本知事や佐久間清治・富津市長に計画を認めないよう要請する徹底抗戦を展開する。同会発起人の一人、岩崎二郎さん(74)は「黙って見過ごすわけにはいかない」と話す。

 また、昨年11月に審議会開催の撤回を求める要望書を県に提出していた「鬼泪山『国有林』の山砂採取に反対する連絡会」の藤原寿和代表(62)は15日、県庁に堂本知事を訪ね、「土石審で山砂採取による具体的な環境影響を明らかにしてほしい」と要望した。これに対し、堂本知事は「影響については調査を徹底して行う。私は反対されている皆様と同じ思いだ」と述べたという。

 県は1979年以降、環境保全を重視し、国有林からの山砂採取について、▽公共性の高い事業▽地元事業者の育成――という二つの条件を満たす事業に限るとしてきた。例外的に認められたケースは、89年に「20世紀最後のビッグプロジェクト」とされた東京湾アクアライン建設用の採取事業など、ごくわずかだ。

 土石審の結論を受け、県が山砂採取の可否を決定するのは3月の知事選以降となる見通し。

(2009年1月17日 読売新聞)


審議委員の多くが実際に事業に関わる関係者であるような「審議会」が、果たして許されるものなのだろうか?
県は、120名という異例の数の傍聴席を用意した。これは、反対の世論を見せろという意思の表れだろう。
この120名分の傍聴席を、この問題に違和感を持つボクたちで埋めようじゃないか。

土石採取対策審議会の開催及び傍聴の御案内


請願「富津市鬼泪山国有林104林班他の山砂採取事業の早期着手に向けての土石採取対策審議会開催について」が平成20年9月定例県議会で採択されたことにより、千葉県土石採取対策審議会を開催します。なお、本審議会は、どなたでも傍聴することができます。傍聴を希望する方は、以下の傍聴手続きを御覧ください。審議会当日に会場にて先着順で受付けます。


1.日時

平成21年1月27日(火) 13時30分から 

2.場所

千葉県自治会館 大会議室(9階)  会場案内図 (自治会館アクセスガイドへのリンクです)
 千葉市中央区中央4-17-8
 電話 043-227-6181 

【交通】 JR千葉駅より 徒歩15分
     JR本千葉駅より 徒歩10分
     京成千葉中央駅より 徒歩5分
     千葉都市モノレール 県庁前駅より 徒歩3分
(公共の交通機関等を御利用のうえ来場くださいますようお願いします。)

3.議題

(1)会長及び副会長の選任

(2)富津市鬼泪山国有林104林班他の山砂採取について

(3)その他

4.傍聴

(1)傍聴定員 120名

(2)傍聴手続き

傍聴を希望する方は、会場で受付の上、事務局の指示に従って入室してください。
受付は、当日の正午(12時)から行い、先着順で定員になり次第締め切ります。
審議会が開催当日、非公開とすることを決定した議案については傍聴できませんので、あらかじめ御了承ください。
(3)傍聴にあたっての注意事項

会議中は静粛に傍聴し、拍手その他の方法により、言論に対して公然と可否を表明しないこと。
騒ぎ立てる等議事を妨害しないこと。
会場において、飲食又は喫煙を行わないこと。
会場において、写真撮影、録画、録音等を行わないこと(ただし、会長の許可を得た場合を除く。)。
携帯電話、PHS、ポケットベルその他これらに類するものは、使用できないように電源を切ってください。  
傍聴者が注意事項に違反したときは、注意し、なおこれに従わないときは、退場していただくことがあります。

5.お問い合わせ先

千葉県商工労働部保安課 資源対策室
 電話 043-223-2735
 FAX. 043-227-3548
 e-mail: mailto:hoan7@mz.pref.chiba.lg.jp

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