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2009年01月23日

●いよいよ鬼泪山のふもとで

今度の日曜日、鬼泪山国有林の払い下げ問題の現地である佐貫の地で、ついに反対する会が発足する。今後の鬼泪山国有林に関わる動きは、すべて、この現地での反対運動をバックアップする形になるだろう。

アクアライン建設などで富津市の鹿野山山系である 浅間山(1億3千万トン)は採取後広大な砂漠状態に なっています。山砂を採取してから飲料水の水源で ある関山用水の流量は、一日1万3000トンから6000トン に減少しています。 昨年9月山砂採取企業は更に鬼泪山(1億トン)を 採取するために県議会に土石審再開を請願して 自民公明によって請願が採択されました。 大規模な国有林の破壊が一部企業の利益のために 許されてはならないと思います。 小櫃川の水を守る会、天羽の水を守る会、残土ネット、 グリーンネットふっつの会などが協議して「鬼泪山の 山砂採取に反対する市民の会」を設立することに なりました。

設立総会に是非ご参加ください。
1月25日(日)午後1時30分より
富津市民会館

●ガラス固化再開遅れる見通し

東欧日報の記事から。


再処理高レベル廃液漏れる

 日本原燃は二十二日、六ケ所再処理工場の高レベル廃液ガラス固化建屋で、配管の閉止部から高レベル放射性廃液が漏れた―と発表した。漏れた場所は、セル(コンクリートで仕切った部屋)内で、外部への放射能漏れなど安全上の問題はないとしている。原燃は配管の下にある受け皿などから廃液約二十リットルを回収した。二十一日午後に発見し、漏れた配管閉止部のねじを締め直したところ、漏れは止まったという。

さらに、

ガラス固化再開遅れる見通し

 日本原燃は二十二日、六ケ所再処理工場の高レベル廃液ガラス固化建屋で、配管から高レベル放射性廃液が漏れるトラブルがあった―と発表した。漏れた場所は、セル(コンクリートで密閉した部屋)内で、外部への放射能漏れなどはないという。原燃は約二十リットルの廃液を回収し、漏れた量に相当するかどうか確認している。

 二十一日午後に、配管を閉じている金具部分から廃液が滴っているのを発見。遠隔操作で金具のボルトを締め直したところ、漏れは止まったという。原因調査のため、中断中のガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験の再開は、さらに遅れる見通し。年度内のアクティブ試験終了(完工)も厳しい状況になってきた。

何度も言っているけれど、もうやめにしようよ。

2009年01月22日

●1.24「鬼泪山」問題を考えるフリートーク

今月27日の土石審を前に、千葉で交流会が行われる。
ボクも少ない時間だが、プレゼンテーションを行わせてもらう。
いったい何が起きているのか? これまでの経緯やこれからの予定など、鬼泪山国有林に関する情報を知るいい機会だと思う。多くの方に参加してもらいたい

1.24「鬼泪山」問題を考えるフリートーク
〜砂取りのために山がなくなっていいの!?〜

千葉県民の皆さん!房総の自然を愛する皆さん!
かつて東京湾岸埋立開発のために、富津の山(浅間山)が一つ跡形もなくなくなり、か
ろうじて残された山もはげ山のように無惨な姿をさらしています。
その後、開発で潤うよりも自然の保護を求める声に押されて、千葉県は富津に残された
鬼泪山の国有林について、山砂の採取を目的とした国有林の伐採を中止にしてきました

しかし、昨年9月、突然山砂業者がこの禁止の解除を求めて土石採取対策審議会の再開
を求める請願が9月議会に提出されました。そして自然保護よりも開発を優先する自公
議員の賛成により請願が採択されてしまいました。この請願を受けて、堂本知事は「反
対」を表明しながら、この27日に土石審を開催することを決めました。
 かつては国有林を経営のために売り渡してきた林野庁も、今日では生物多様性の維持
や地球温暖化防止、森林の果たす保健機能の増進などのため、積極的に保全を図る政策
を打ち出しています。
 県も異例なことに、土石審に多くの県民が関心を持って傍聴に参加できるようにとの
配慮から、120席もの傍聴席を用意しています。
 私たちは多くの県民、自然を愛する市民にこの「鬼泪山」問題を知っていただきたい
と思い、以下のようなフルートークの場を設けました。ぜひ多くの方の参加をお待ちし
てます。

日時  1月24日(土) 16:30〜20:00
場所  千葉市・きぼーる16階 多目的室
スケジュール
16:30〜17:00 受付開始
17:00〜18:45 各分野からのトーク
18:45〜19:00 休憩
19:00〜19:15 ビデオレター上映
19:15〜20:00 意見交換&交流会

※交流会(カンパ制)ではお飲み物が出ますので、出来る限りご自分のカップをお持ち
ください。
<問い合わせ先>鬼泪山「国有林」の山砂採取に反対する連絡会代表・藤原寿和
 TEL090-1792-4985 FAX047-373-4006 E-mail:QZG07170@nifty.com

2009年01月19日

●土石審という茶番をゆるしてはいけない。

昨年から、鬼泪山の国有林を山砂採取のために払い下げようという動きがある。ここでもその問題には常々ふれてきたが、今月27日、ついにその是非を決める土石審(県土石採取対策審議会)が開かれる。



 富津市の鬼泪山(きなだやま)国有林の山砂採取計画を巡り、事業の妥当性などを検討する県土石採取対策審議会(土石審)が27日、千葉市内で開かれる。開催は1999年11月以来となる。地元への経済効果をアピールする業者側は事業の早期着手を目指している。一方、環境悪化などを懸念する地元住民らは反対の姿勢を鮮明化させている。県は79年以降、国有林からの山砂採取を原則認めておらず、同審議会が出す結論と県の対応が注目される。(福井浩介)

 鬼泪山は鹿野山系の一部で、県内では貴重な良質の山砂資源が残っている。計画では、地元の山砂採取事業者6社でつくる「きなだ国有林同業会」が、館山道富津中央IC近くにある鬼泪山から山砂約1億立方メートルを採取する。東京ドーム約80杯分に相当する量で、この山砂は生コンクリート用の骨材や住宅地の埋め立て材などの建築資材として供給される。

 業者側が早期着手を求める背景には、山砂採取業界が存亡の危機に立たされている厳しい現状がある。2007年4月から始まった羽田D滑走路の埋め立て事業により、県内の山砂が急速に枯渇しているという。同業会の青木達郎会長(72)は「会を設立した10年前には10社あった業者は操業困難となり相次いで撤退した。現在では6社に減った」とため息をつく。山砂採取による経済効果を強調する業者側は、地域貢献の一環として、富津市と君津市に寄付金を出すことなども検討している。

 今回の土石審は、こうした業者側の請願を県議会が採択したことで開催が決定した。15人の委員の中には、請願の紹介議員となっている自民県議4人のほか、県内の土石・運輸業界幹部3人も加わっている。

 一方、地下水源や漁業に悪影響を及ぼすとして反発を強める地元住民は25日にも「反対する会」を結成し、堂本知事や佐久間清治・富津市長に計画を認めないよう要請する徹底抗戦を展開する。同会発起人の一人、岩崎二郎さん(74)は「黙って見過ごすわけにはいかない」と話す。

 また、昨年11月に審議会開催の撤回を求める要望書を県に提出していた「鬼泪山『国有林』の山砂採取に反対する連絡会」の藤原寿和代表(62)は15日、県庁に堂本知事を訪ね、「土石審で山砂採取による具体的な環境影響を明らかにしてほしい」と要望した。これに対し、堂本知事は「影響については調査を徹底して行う。私は反対されている皆様と同じ思いだ」と述べたという。

 県は1979年以降、環境保全を重視し、国有林からの山砂採取について、▽公共性の高い事業▽地元事業者の育成――という二つの条件を満たす事業に限るとしてきた。例外的に認められたケースは、89年に「20世紀最後のビッグプロジェクト」とされた東京湾アクアライン建設用の採取事業など、ごくわずかだ。

 土石審の結論を受け、県が山砂採取の可否を決定するのは3月の知事選以降となる見通し。

(2009年1月17日 読売新聞)


審議委員の多くが実際に事業に関わる関係者であるような「審議会」が、果たして許されるものなのだろうか?
県は、120名という異例の数の傍聴席を用意した。これは、反対の世論を見せろという意思の表れだろう。
この120名分の傍聴席を、この問題に違和感を持つボクたちで埋めようじゃないか。

土石採取対策審議会の開催及び傍聴の御案内


請願「富津市鬼泪山国有林104林班他の山砂採取事業の早期着手に向けての土石採取対策審議会開催について」が平成20年9月定例県議会で採択されたことにより、千葉県土石採取対策審議会を開催します。なお、本審議会は、どなたでも傍聴することができます。傍聴を希望する方は、以下の傍聴手続きを御覧ください。審議会当日に会場にて先着順で受付けます。


1.日時

平成21年1月27日(火) 13時30分から 

2.場所

千葉県自治会館 大会議室(9階)  会場案内図 (自治会館アクセスガイドへのリンクです)
 千葉市中央区中央4-17-8
 電話 043-227-6181 

【交通】 JR千葉駅より 徒歩15分
     JR本千葉駅より 徒歩10分
     京成千葉中央駅より 徒歩5分
     千葉都市モノレール 県庁前駅より 徒歩3分
(公共の交通機関等を御利用のうえ来場くださいますようお願いします。)

3.議題

(1)会長及び副会長の選任

(2)富津市鬼泪山国有林104林班他の山砂採取について

(3)その他

4.傍聴

(1)傍聴定員 120名

(2)傍聴手続き

傍聴を希望する方は、会場で受付の上、事務局の指示に従って入室してください。
受付は、当日の正午(12時)から行い、先着順で定員になり次第締め切ります。
審議会が開催当日、非公開とすることを決定した議案については傍聴できませんので、あらかじめ御了承ください。
(3)傍聴にあたっての注意事項

会議中は静粛に傍聴し、拍手その他の方法により、言論に対して公然と可否を表明しないこと。
騒ぎ立てる等議事を妨害しないこと。
会場において、飲食又は喫煙を行わないこと。
会場において、写真撮影、録画、録音等を行わないこと(ただし、会長の許可を得た場合を除く。)。
携帯電話、PHS、ポケットベルその他これらに類するものは、使用できないように電源を切ってください。  
傍聴者が注意事項に違反したときは、注意し、なおこれに従わないときは、退場していただくことがあります。

5.お問い合わせ先

千葉県商工労働部保安課 資源対策室
 電話 043-223-2735
 FAX. 043-227-3548
 e-mail: mailto:hoan7@mz.pref.chiba.lg.jp

2009年01月14日

●ガザで我々が見ていることは

ロンドンでの集会における、ガザ虐殺に抗議するブライアン・イーノのスピーチ。 (2009年1月3日)

「ガザで我々が見ていることは、イスラエル政府が行っている挑発実験だ。150万人を小さな場所に押し込め、食べ物も、水も、衛生設備も、薬も与えず、彼らが敵意を示したときは驚いたふりをする。その敵意は求められている。なぜなら、それは犠牲者を演じるきっかけになるからだ。イスラエルは自らが圧制者である状況において犠牲者のふりをしているのだ。ホロコーストの灰から生まれた国が、そのようなふるまいをすることは悲劇だ。胸のはりさけるようなことだ。イスラエルはなぜそうするのか?紛争を生み出す理由は何なのか?その裏には、そうすることによって彼らが移住地を引き続き建設できるということがある。アメリカ政府から莫大な援助金を得続けられるということがある。彼らはパレスチナ人から祖国を奪い続けることができ、中東にワルシャワ・ゲットーを作り続けることができる。」

子供のころから尊敬してきたミュージシャンが、今もこうあってくれることで、ボクは自分が送ってきた人生を、少しだけれど誇らしく思うことができる。だから、ボクも、そのようにありたいと、また、思うのだ。

2009年01月10日

●鬼泪山国有林を考えるシンポジウム 集会宣言

昨年末におこなった「鬼泪山国有林を考えるシンポジウム」は、最後に「鬼泪山国有林を考えるシンポジウム」集会宣言を採択して終わった。このウェブにアップしていなっかたので、アップしておく。
土石審の開催が1月27日に決まり、いよいよこの問題も目が離せなくなってきた。
27日の土石審は公開され傍聴が可能なので、多くの人に、目撃者になってもらいたいと思う。
(詳しくは県のウェブ→ http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/f_hoan/090127.html にて)


鬼泪山国有林を考えるシンポジウム 集会宣言

今、鬼泪山に広がる国有林が山砂の採取のためにその姿を消そうとしています。

私たちは、そのことに心を痛め、なんとかして止めたいと思っています。

けれど、山砂業者の方々や、推進派の議員を糾弾するつもりはありません。

これは、私たち自身の問題であり、私たちのライフスタイルや、

私たちの文明の問題だと思うからです。

安房から都心に向かうときに高速道路から見える、

山砂採取によって姿を消し、砂漠のようになった浅間山の跡地、

そして、アクアライン建設のために、山肌を大きく削られた鬼泪山の姿。

この光景を目にしたときに覚える違和感はいったいどこから来るものでしょうか。

 
気がつけば、あそこにもここにも、無惨に切り刻まれた山々の姿がいっぱいです。

今回の鬼泪山国有林の問題にストップがかけられたとしても、

問題の根本に目を向けない限り、代わりにどこか他の山が削られることでしょう。

この問題は、 私たち自身の問題であり、

千葉県全体、そして日本全国の問題なのです。

 
私たちが想像もできない長い時間をかけて育まれた大地。

その大地が、私たちにとってはまさしく母親のような存在であるということ。

プエブロ・インディアンの女性は、こう言います。

「土器の土を大地から分けてもらう時に、彼女の許しを乞うんです。」

 
私たちは利便性を追求するあまり、この惑星(ほし)でどう生きればよいのか、

という、なによりも大切なことを忘れてしまったのかもしれません。

 
私たちが今、忘れてしまった大切なことを思い出すためにも、

この鬼泪山国有林の問題を、私たち自身の問題として考えて行きたいと思います。

子や孫、さらにその子や孫たち・・・、私たちに続く世代のためにも、

房総半島の森や大地、そして石器時代からこの土地に生きてきた先人たちに

最大限の尊敬を保ち続けることをここに誓い、

安房・鬼泪山国有林を考えるシンポジウムの集会宣言とします。