●安房・鬼泪山国有林を守る会
10月1日のブログに、ボクはこう書いた。
鬼泪山(きなだやま)の山名にある「鬼」とは半島の先住民の長である阿久留王のことだ。鬼泪山の隣にあった浅間山は、山砂採取によりすでにその姿もない。かろうじて残る山々は、国有林や県有林である。私有地であれば、私有権が勝るのがこの国だ。ここからここと線を引き、「自分」の土地だからどう使おうが勝手だ、という論理が、この国では正論とされる。でもそれは、狂っている。私有地を削り取り、すっかり姿を消してしまったら、今度は、国有地を削ろうと、国有林の払い下げ申請をしたという。そんな暴挙を許してはいけない。絶対に許してはいけない。
ボクは今年、阿久留王について、真剣に取り組んでいきたいと思い、「房総半島のネイティブタイム」をスタートさせた。
同時に、前から気になっていた、山砂・ダンプ・産廃・残土のことにも取り組み始めていた。
その二つの動きが、ひとつの問題として、ボクの前に立ち現れてきた。
それが、鬼泪山国有林払い下げの問題だ。
それを知ったボクはこうも書いている。
これは「差別」だ。そこがかつて阿久留王らの大地であったから、その大地を根こそぎ奪いとろうとしているのだとしか思えない。村すべてが縄文遺跡のような六ヶ所村に再処理工場を建設しようとするのと同じマインドが、ここ房総半島の大地においても同じように働いているのだ。
この問題を見過ごすことは、ボクにはできない。
多くの仲間たちにこの事実を伝えていきたい、そんな思いが昇華して、安房からも声を上げることになった。
「安房・鬼泪山国有林を守る会」として、安房の住民による運動体をスタートさせることになった。
六ヶ所村の再処理工場の問題にくらべて、今回は、敵があまりにも近くにいる。
安房では館山で、産廃・残土の問題が多くあり、古くからの利権構造で、声を上げられない人も多い。
でも大丈夫。ボクには覚悟がある。ボクで良ければ、喜んで盾になるよ。
だから、多くの人に集まってほしい。みんなで石を投げよう!
安房・鬼泪山国有林を守る会 第一回連絡会
11月19日(水)19時 テトラスクロール
この問題が気になった方なら参加可能。
今、房総半島の大地に何が起きているのか、
一人でも多くの人に現状を知ってもらいたい。
今日ボクは、山砂採取場に、"UNLAWFUL ENTRY”し、ポスターやバナー用の写真を撮ってきた。このバナーを多くの場所に貼り付けてほしい。STOP!! KINADAYAMA MINING
(この写真の鬼泪山の無惨な姿も印象深いが、手前に広がる木の生えない平野にも注目してほしい。かつてそこは「浅間山」という山だった。数十年に及ぶ山砂採取により、1億3000万立方メートルの砂を取り付くし、200メートル以上あった山が荒れ果てた平野になってしまった。)
