●あなたが狂っているか否かの判断基準
今日は朝から、田んぼ仕事。
今まで畑仕事はしてきたけれど、稲作には訳のわからない抵抗感があった。
もちろん知人の手伝いで田植えや稲刈りはしてきたが、自分が主体となっての田んぼはこれが初めてだ。
今日思ったことをひとつだけ。
鳥や虫といった生きものが、いっぱいいる。
理由もなく満たされた気持ちになる。
とても不思議な感覚。
人間が自然を知ることができる、知ったというときの意味は、人間が大自然の本体が何であるかを真に知り、知り得たのではない。「単に人間が知り得る」自然を知ったに過ぎない。それでも科学者は、人間の思考力の客観性が間違いでなかったことを、空に飛行機が飛び、地に自動車が走る現代文明の現実の姿が立証しているではないかと説く。
しかし、この「現代文明」というものをよく見直してみて、それが狂っているとすればそれを狂わせた人智も狂っていたということになるはずである。現代を狂っていると見るか否かは、あなたが狂っているか否かの判断基準となるだろう。
「一億総五反百姓のすすめ」福岡正信
