●医者が癌や重病の治療や手術を放り出して
Cooper-Hewitt, National Design Museum(クーパーヒューイット国立デザイン博物館)で、9月23日まで開催されていた「Design for the Other 90%」のカタログがいい。

世界中のデザイナーの能力を、正しい方向に向ければ、この世界はもっともっと良くなる。
ヴィクター・パパネック「生きのびるためのデザイン」から。
「今の工業デザイナーはたった2〜3億人のユーザだけを対象に、陳腐化戦略やマーケティングに作られた幻のユーザニーズに踊らされて製品の外観だけのデザインをしている。それは医者が癌や重病の治療や手術を放り出して、美容整形の仕事をしているのと同じだ。今のデザイナーは美容整形しかしていない。」
「現状の工業デザイナーは先進国で何不自由なく暮らしている中産階級以上の人達だけに向けて必要以上の仕事をしてきた。これからはそれ以外の低開発国や低所得者層や病人、老人、身体障害者に向けたデザインをするべきだ。」
「デザイナーのアイデアと知恵を人類にとって意味のあるものにするためには、地球環境に配慮しながら、今まで忘れていた低開発国や身体障害者などのユーザに向けて、彼らが生きのびるために必要としているもののデザインをしなければならない。」
クーパーヒューイット国立デザイン博物館のサイトでは、オンライン版のDesign for the Other 90%が公開されている。
また、展覧会カタログはアマゾンで購入可能 (→→ Design for the Other 90%)

コメント
HP拝見しました
日本の博物館かと思ったら海外なのね・・
残念
どのみち開催期間も過ぎちゃってますね^^
内容、
なるほど と唸りました。
デザイナーしている友達にさりげなくHP紹介してみたいな
それから広告代理店で働く妹や友達にも。
いつも同じようなこと思っていたのですが
近しい物が言うと逆に反感が生まれるようでなかなか伝わらないと感じるので。
ご紹介ありがとう!
Posted by: 平田理子 | 2007年11月02日 09:42