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2007年06月25日

●「アナザー・グリーン・ワールド」

 テトラスクロールの7月のギャラリー企画は、amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」(7月19日から8月3日まで)

 あまるーあという女の子は、ひたすら植物を描き続け、その「描く」行為の中で出現してくる、植物の「精」のような存在を愛してやまない。今回の展示では、彼女が見ているそういう世界を、多くの人に知ってもらいたい。

 「アナザー・グリーン・ワールド」というタイトルをつけたが、アナザーなグリーン・ワールドというより、グリーンなアナザー・ワールドだと思ってほしい。

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amma-lua あまるーあ展「アナザー・グリーン・ワールド」7月19日(木) - 8月3日(金)

2007年06月23日

●重要なことを教えてくれる貴重な時。

 夏至の昨日は、テトラスクロールで「キャンドル・ナイト」、普段とはまるで違うテトラスクロールの姿がとても良かった。

太陽、それは
わたしたちの宇宙の中心。
とくに夜明けと日没の時間は
大いなるものが
重要なことを教えてくれる貴重とき。
なにもすることなく
ひとりで
もしくは友人と
その瞬間を待ってみましょう。


「太陽とのつきあい方」北山耕平 『自然のレッスン


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2007年06月20日

●本人のからだと同じように弱い

 梅雨入りしたものの、まるで雨もなく、すでにこのあたりは夏の雰囲気。気持ちも外向きになり、軒先も含めて、戸外で過ごす時間が多くなる。


 室内にこもりがちで戸外に出ない人の書いたものは、本人のからだと同じように弱い。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

2007年06月18日

●「巡礼」アーティスト 須田郡司についての覚え書き

 テトラスクロールで開催中の須田郡司写真展「日本石巡礼」に寄せて、「 『巡礼』アーティスト 須田郡司についての覚え書き 」」という一文を書いた。(「石の写真家」や「イワクラ・カメラマン」というように、写真家として捉えられている彼を、移動 ー 記録 ー 発表 という三つのプロセスをセットで行う現代美術作家として再認識するために、一枚のリーフレットにしてみた。)

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2007年06月17日

●ついに、日本民藝館に。

 先日の上京の際、日本民藝館で「特別展 日本の幟旗(のぼりばた)」を見てきた。日本民藝館は若い頃から大好きな場所で、これまでにも何度も訪ねている。「特別展 日本の幟旗(のぼりばた)」は、圧倒的な存在感を感じさせる展示が見事で、久しぶりに心地よい刺激をもらった。今回はたまたま旧柳宗悦邸の公開日だったこともあり、見学者の数も多かった。


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 ご厚意で、テトラスクロールで開催中の「日本石巡礼」のDMを、フライヤーコーナーに置いていただいた。自分の作品を(たとえフライヤー・コーナーでも)日本民藝館に置けたことが何より嬉しくって、思わずパチリ。

2007年06月14日

●畑を耕し、収穫し、穫れたものを料理し、食卓に並べ、共に味わう。

 昨夜は下北沢で、「自分たちには世界を変える力がある・・・おいしい革命 ー持続可能な生き方のための学びの場、食育菜園から見える心地よい未来ー」に参加した。

 講師は、「食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦」の翻訳者、堀口博子さん。エディブル・スクールヤードの取り組みや、そこへ至る経緯、プロジェクトに関わる人々に関してなど、エディブル・スクールヤードの具体像がよく理解できた。

 テトラスクロールでの取り組みや、合気道の指導を通して、また、先日のサティシュさんの講演などもあって、柄にもなく「教育」の問題を考えるようになってきた。本当の意味で「美しい国」をつくるためには、年金問題ではなく、このポイントこそが重要なんだろう。


 畑を耕し、収穫し、穫れたものを料理し、食卓に並べ、共に味わう。そして残ったものはふたたび堆肥として土へ還す。これらはまさに生命の基本をなす、生活の営みそのものであるはずです。しかしそうした基本の教え(レッスン)は、騒々しいメディアや大量消費の油断ならない誘惑によってすっかり掻き消されてしまいます。
 子どもたちは今や、物を買うことが満たされる道であると説く、”消費型ポップカルチャーの猛攻”にさらされています。それに対し、「食べられる校庭(エディブル・スクールヤード)づくり」はポップカルチャーを根底から覆すものです。それは、ほんとうのもの、真なるもの、価値の変わらないもの、お金では買えない、健全で、健康的で、持続可能な生活を送るうえでいちばん大切なものの価値を深く理解することこそが、心から満たされることであると教えます。子どもたちは、学校でのガーデン作業、料理、食事を通して環境や栄養を学び、倫理的な生活を送る術を自然に身につけていきます。

「可能性の世界」アリス・ウォーターズ 『食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦

2007年06月09日

●石の声を聴く旅に終わりはない・・・

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世界の聖地遍歴から気付いた,足下である日本の石たち。
"石の上にも三年"、私は、三年間の日本石巡礼の旅を満願した。
しかし、石の声を聴く旅に終わりはない・・・。

須田 郡司


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テトラスクロール初のギャラリー企画(というかギャラリー・テトラスクロールの初企画)、「日本石巡礼」が昨日から始まった。テトラスクロールをどうしらいいのか?、半年あまり繰り返してきたトライ&エラーの結果が、すっきりとした形になったようだ。

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 須田郡司写真展「日本石巡礼」
  
2007年6月8日(金)から 6月21日(木)水曜休
10時 - 17時30分(金土日 18時30分まで)

カフェ・テトラスクロール
千葉県南房総市和田町和田447
電話 0470-47-5822 www.tetrascroll.info

料金   無料(1ドリンク・オーダー)

須田郡司・石の語り部〜日本石巡礼 (スライド・トークライブ)
2007年6月16日(土) 17時開場 17時30分開演

料金   1500円(お茶付)
当日は、お昼より玄米と野菜のお弁当(600円)を販売します(要予約)。

2007年06月03日

●なぜ風をひらくのか?

北山耕平さんのブログ「Native Heart」の7月7日〜8日の「風をひらく」についてのエントリーから引用。


ワークショップ「風をひらく」を、7月に南房総においてテトラスクロールの企画でおこないます。おことわりしておきますが「風をひらく」はネイティブ・アメリカンの儀式ではありません。われわれが地球に生きる人となるために最も大切な「聞く能力」のトレーニングです。われわれが便利な暮らしのなかで失ってしまったネイティブの人たちの日常の耳の状態を、自然のささやく声に耳を傾けながら自分で確認しながら再生させていくための技術で、誰にでも学ぶことができます。



なぜ風をひらくのか?

風をひらくというのは、われわれが失ってしまった耳の感覚を本来あるべきところまで回復させる試みです。地球に生きる人たちの伝統的信念体系によれば、宇宙に存在するすべてのものが「力」の源であり、それがゆえに敬われなくてはならないとされています。ネイティブ・アメリカンのなかの伝統派とされる人々は、自然界のなかのいのちあるものすべてが、偉大なる精霊の一部であったり、それとつながりがあるだけでなく、スピリットを持っていると信じています。彼らが、太陽や月、星たち、雨、風、水、地を歩くもの、地を這うもの、空を飛ぶもの、水の中を泳ぐもの、根を生やすもの——それが目に見えようが見えまいが、ありとあらゆるすべてのもの——に向かって祈ったり感謝を捧げたりするのも、そのためです。ありとあらゆるものとのこうした関係を失ったらわれわれは生きてはいけないことを、彼らは知っていますし、われわれがいなくなったら、ほかのすべてのものも生きてはいけないことを知っています。この宇宙に存在するあらゆるものとわれわれとは、互いに影響し合う関係にあるのです。風をひらくことを学んで身につけることは、宇宙に存在するありとあらゆるものとわたしたちとのつながりを知るための最初のステップであると信じます。(北山耕平)



「現代の世界では、ほとんどの人が聞き方を忘れてしまっている」

        ノーマン・ラッセル チェロキーの詩人の言葉
2007年06月02日

●ワークショップ「風をひらく」のお知らせ

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北山耕平氏と共にネイティブの知恵を学ぶ集い
「風をひらく」
地球で生きるための耳を取り戻す試み
2007.7.7(土)〜7.8(日)
南房総市和田町 自然の宿くすの木 + テトラスクロール

詳細はこちら(お問い合わせはこちらまで)

2007年06月01日

●須田郡司写真展「日本石巡礼」のお知らせ

 テトラスクロール・ギャラリー企画第一段、須田郡司写真展「日本石巡礼」がいよいよ一週間後に迫ってきました。

須田郡司写真展「日本石巡礼」
  
2007年6月8日(金)から 6月21日(木)水曜休
10時 - 17時30分(金土日 18時30分まで)

カフェ・テトラスクロール
千葉県南房総市和田町和田447
電話 0470-47-5822 www.tetrascroll.info

料金   無料(1ドリンク・オーダー)

 山岳霊地、神社仏閣、あるいは自然そのものである木や森、石や岩、遺跡・・・・。 そのような聖なる場所のなかでも特に信仰の原初的な形態であるアニミズム的世界に 惹かれてきました。神聖な場所に佇むと、自然に沸き上がる”畏れ”や”祈り”に手を合わさずに いられません。聖地とはある意味で自然(宇宙)と人間の関係をトランスパーソナル (超古的)なつながりへと気づかせてくれる場所なのかもしれません。聖なる場所には、 必ずといっていいほど、人間によって崇められ、信仰されてきた石や岩が数多く残っていま す。もしかしたら石は、”この世とあの世”、つまり人と霊(スピリット)をつなぐ”回路”の ような存在なのかもしれない・・・。 そんな少し現実離れした気分になることもしばしばあります。 (須田郡司「VOICE OF STONE」)


須田郡司・石の語り部〜日本石巡礼 (スライド・トークライブ)
2007年6月16日(土) 17時開場 17時30分開演

料金   1500円(お茶付)
当日は、お昼より玄米と野菜のお弁当(600円)を販売します(要予約)。

■「石の語り部」のご案内■

「石の語り部」とは、私が撮影した石の写真スライドを見ていただきながら、石にまつわる

様々なお話をするものです。古代より信仰されている磐座(イワクラ)、伝承・伝説のある

石などを旅のエピソードを交えながら、私がそこで感じたことをお話ししています。

ここ十数間、私は聖なる場所と石をテーマに撮影をしています。そこで撮り貯めた世界と

日本の石の比較や同名の石、形の相似性、動物に似ている石などを映像民俗学的な視点で

伝えています。これまで、幅広い年齢層の方々の前で、石の語り部をしてまいりました。

その反応は、石の形をみて色々な想像力を膨らませるお子様や、地元の知られざる石を教え

てくれる方など、石を通して多くの人々と触れ合う事ができました。古来より大切に守ら

れてきた石が、ゴミに埋もれていたり、忘れされつつあるものもあります。その事を知ると

心が痛むと同時に、その石の存在を伝えて行かなくては、との思いに駆られます。

私は、石の語り部の活動を通して、自分達の身近にある石の存在を気付いて欲しい、

そして、日本や世界の石の持っている共通する基層文化を知って頂きたいと願っています。

須田郡司拝


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