●仕事それ自体の中に、遊びそれ自体の中に、
今までは、朝起きて海へ行き、朝食をとって、テトラスクロールへ行っていたが、最近では、朝起きてテトラスクロールへ行き、そこから歩いて海へ行くようになった。
新しいホームポイントへ身体が順応するには少し時間がかかりそうだけれど、このスタイルもなかなかいい。
歳のせいなのかもしれないが、睡眠時間は4~5時間くらいだろうか。ひとには、忙しすぎだといわれるが、どうしてなのか、本人にはそんな気がまったくない。ゆっくり東北の温泉にでも行きたいとも思うが、今はまだいいかな。
このごろ、リラックスの重要さを説く人が多くなってきたけれども、休息は仕事をする準備のために休むとか、仕事をしたから疲労回復のために休むとかのように、仕事に対立する概念としてとらえるのは本質的に不十分である。
仕事それ自体の中に、遊びそれ自体の中に、
眠りそれ自体の中に休むということがなければ、
仕事も遊びも眠りも成立しない。
リラックスは人間にとって最も重要な概念であり、感覚であり、技術であるといえよう。(ここでは「休む」ということばを、力を抜く、緊張を解く、ほんのわずかでも緊張することのない、よくほぐれている、という意味を持たせて使った。)
野口三千三 「原初生命体としての人間」
