●「今日は、木蓮さん」、「今日は、泰山木さん」
朝、庭におりたって木々にあいさつする。「今日は、木蓮さん」、「今日は、泰山木さん」。
もちろん、木は返事をしない。しかし、泰山木の枝にぶらさがり、木蓮の肌に触れていると、ゴツゴツした、ザラザラした肌ざわり、触覚をとおして、木々の返事がかえってくる。
自然のなかの応答、感覚のやりとり、そこにアニミズムの出発点があるのではなかろうか。
あの枝にカミがいる。この木にカミが宿っているという前に、そこにアニミズム以前の風景がひろがっているのだ。
「アニミズム時代」岩田慶治
何年ぶりのことだろうか。
一人暮らしの朝を迎えたのは。
きっと20年はたっているだろう。
最後の一人暮らしからは。
そして、旅を別にすれば。
心機一転。
精算。
聞こえはいいがどれも少し違う。
あえていえばmindfullness、マインドフルネス。
さて、駅まで20分、のんびりゆっくり歩いて出かけよう。
